アンソロジーは怖い
コミックアンソロジー。
良いイメージは持てないんですよね。
描いてる作家陣が分からないというのが最大の理由です。
上手い人もいれば、お世辞にも褒められないような人もいる。
それこそ同人界隈の方が上手いよねって感じの作家さんも呼ばれていたりするわけで。
その辺考えると、どうしても手を出しにくいのがアンソロジーだったりします。
「作家の異なる短編集」なので、よほど作品を愛してない限りは買おうと思えないんですよね。
そんなアンソロジー。
なので、今までは買った事がありませんでしたが、今回遂に手を出してしまいました。
「ラブライブ!サンシャイン!! コミックアンソロジー」。
KADOKAWAにしては、出すのに偉い時間かかったな~と。
1期の頃は無かったですからね(確か。多分。きっと。)。
商機を逃す者かという勢いで、アンソロジーはバンバン出している印象が強いのですが、初めて…なのかな。
アニメイトで発見して、気づいたらレジに持って行ってました。
「サンシャイン!!」好き過ぎだろ、自分…。
という訳で、簡単ですが、感想を。
全体の印象
「これはアカン。ダメだ耐えられない」って画力の人は、いませんでした。
よかった~~~。
中身は、1年生主体の漫画が多かったです。
9本中4本が1年生メイン。
半分近くを埋めてましたね。
特にルビィと善子が人気を集めていました。
ジャンル的には、コメディ中心の内容。
シリアスなお話は無かったです。(ページ数的にそうなるかな)
百合百合したのは、1本だけ。
期待してただけにこれはちょっと物足りなかったかなw
ちかりこ好きな人は、買っても損はないかもしれません。
以降、気に入った作品について。
「曜ちゃんの趣味」 茶戸
最近どこかで読んだことのある絵だなと既視感を覚えていて、調べたらヒット。
nuruta.hatenablog.com
ようちか同人誌「幼なじみの距離感」を描かれていた茶戸先生のお話。
タイトル通り曜ちゃん含む2年生中心のお話で、一番良かったです。
やっぱり曜ちゃんなんだよな~。
ちょこざいな罠にも易々掛かっちゃう、曜ちゃん可愛いです。
終わりに
表紙を担当してるだけあって、さこもちさんのイラストが一番上手いです。
でも、この1枚だけで、漫画はありません(笑
裏表紙見れば分かる事ですけれど、こういうところがアンソロを敬遠しちゃう理由だったりします。
まあいいけどね。
続刊買うかは気分次第ですね。