自選2019年テレビアニメ神7

この記事は

2019年に視聴したテレビアニメで特に良かったものをあげるだけ

はじめに

2019年は個人的に色々ありました。
このブログで最も大きかった出来事と言えば、ブログサービスのお引越しですね。

長らくお世話になっていたはてなダイアリー(とはてなブログ)から衝動的にwordpressに引っ越しました。

今のところ大失敗なのですが、なんとか盛り返せたらな良いなぁ盛り返すと良いなぁと思ってます。
思うだけで、何もしないけど。

さて2020年1発目の記事は、2019年に見たテレビアニメで個人的にお勧めしたい神アニメを挙げてみます。
あくまで自選。
全てのアニメを見たわけでは無いので、対象作品自体は少ないのですが、そこはご容赦くださいませ。

尚、対象作品は、2019年内に終了した作品になります。
2018年10月開始の2クールアニメも対象ということです。

以下、その作品群を挙げておきます。

冬アニメ

上野さんは不器用
えんどろ~!
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
逆転裁判 ~その『真実』、異議あり!~ Season2
五等分の花嫁
ソードアート・オンライン アリシゼーション
とある魔術の禁書目録III
ドメスティックな彼女
BanG Dream! 2nd Season
火ノ丸相撲
約束のネバーランド
私に天使が舞い降りた!

春アニメ

異世界かるてっと
賢者の孫
この音とまれ!
ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!
ひとりぼっちの○○生活
ぼくたちは勉強ができない
ワンパンマン(第2期)

夏アニメ

荒ぶる季節の乙女どもよ。
彼方のアストラ
からかい上手の高木さん2
鬼滅の刃
コップクラフト
女子高生の無駄づかい
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ
とある科学の一方通行
MIX

秋アニメ

俺を好きなのはお前だけかよ
食戟のソーマ 神ノ皿
ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
旗揚!けものみち
ぼくたちは勉強ができない!

 

では始めますね。(五十音順です)

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

原作はこれでもかってくらい笑わせてくれるほど嵌っている漫画なのです。
どうしてこんなに笑えるんだろうかという位面白くて、たまにしんみりとするエピソードもアクセントになっていて、大好きなシリーズの1つなのです。
ただ、どれだけ笑えても、慣れちゃうのが人間。
同じシーンを繰り返し読んだり見たりすれば、最初の時ほど笑えなくなるのは道理なんですよね。
毎回新鮮な気持ちで笑えるのがベストなんですけれど、人間そうそう都合よくできてないようです恨めしい。

という訳でアニメは僕にとっては「2回目」となり、必然「1回目」よりも「慣れている分」笑えなくなるのが自然なのですけれど。
けれど、毎回新鮮な気持ちでテレビの前で笑い転げていました。

プロの声優さんが演技をして、BGMが気持ちを高ぶらせてくれて、それがツボにピタリと嵌るとこうまで面白いのかと。

千花のダンスエンディングなど良い意味でスタッフも遊んでくれていて、全てにおいて最高でした。

彼方のアストラ

原作は全5巻(5巻はちょいと厚めなので、実質5.5巻分ほどのボリューム)といえど、1クールの中に丸っと収めるのは難しいようです。
なので、SF周りの設定やギャグなどの小ネタを削ぎ落して、シンプルに本筋だけにクローズアップした構成に。
その上で物語性を高めるアニメオリジナルシーンを入れている。

そんなアニオリシーンと言えば、第1話が象徴的でした。
宇宙に独り取り残されたアリエスを救出するという一連のシークエンス。
原作では、カナタ1人だけで助け出します。(他の7人は船内に留まって、ワイヤーを巻き取る係に終始)
しかしアニメでは、カナタとアリエスが宇宙船に辿り着けないという緊急事態に陥ります。
そこで7人は、手を繋ぎあって2人を助けるという流れ。

もう1つが、その直後。
手を繋いで円になりながら、自己紹介をしていくシーンです。
ここから「手を繋ぐ」⇒「星々を繋いでいく」という発想で、帰還方法をカナタが閃いていました。
原作では、自己紹介シーンは無くて、アリエスが1人で閃いています。
「カナタさんは凄い」⇒「宇宙港で助けられた際のカナタの姿を思い返す」⇒「カナタの履いていた反重力シューズに注目する」ときて、そこから「反重力シューズで足元の輪から遠く離れた輪までジャンプする」という幼い頃の思い出と連想して、アイディアを思いついたのです。

何故こうも原作を改変したり、追加してまで「手を繋ぐ」ことに重きを置いたのか。
それは、手を繋ぐというのが、この作品の1つのキーワードだからですよね。

カナタも力説してるように、「手を繋ぐこと」と「団結すること」をイコールとしているんです。
この時点ではまだまだバラバラだった9人ですが、冒険を経て徐々に団結してチームに纏まっていきます。
そんな物語であることを示す為に、敢えて第1話で印象に残るように工夫していたのでしょう。

またそれ以外にも、原作コミックスの表紙絵を意識されていることは明白だし、なによりも最後尾のシャルスがカナタに右腕を差し出しているところとか最高過ぎませんか。
最終回の「カナタの右腕になる」に繋がっていくのですから。

シリーズ構成も然ることながら、画面作りに徹底的に拘っていたり全てのスタッフが情熱を注いで作ってくださっているのが見れたのは、原作ファンの1人としては純粋に嬉しかったです。

鬼滅の刃

劇場版に匹敵するクオリティ。
言い過ぎではないはずだし、過度な賛辞とも思わない。
むしろ、劇場版アニメを凌駕すると言ってもいいくらい。
手書きのアニメーションとCGアニメーションの見分けが殆どつかないので、見たこともない迫力満点のカメラワークを駆使した映像にただただ圧巻されます。
それも1度や2度だけでは無くですよ。
ほぼ毎回のように「自己ベストを超えるような」怒涛の映像を魅せられたら、そりゃ魅了されますわ。

あまりにも丁寧にじっくりと描かれた物語は、物語に於ける原作再現度で言えば、これ以上ないってレベル。
しかしながら毎回の引きを上手く作ることで、飽きさせない・続きが気になるように作られているという印象を強く持ちました。
やはり展開を知っているにも関わらず、この後どうなるんだろうとハラハラドキドキしながら見れましたもの。

他の追随を許さない圧倒的なアニメーションと丁寧なシナリオ。
2019年どころか日本のテレビアニメ史上でも間違いなく5本の指に入ると思ってます。

女子高生の無駄づかい

オタク文化の中で、女子高生というのは神みたいな存在です。
二次元萌えヒエラルキーでは、トップ・オブ・トップの最強のステイタスを誇っています。
過度なくらいに飾り付けられた「可愛い」は、いつの時代も男オタを萌えさせてきました。

だからこそ、それを逆手に取ったギャグ漫画が成立するわけです。
萌え4コマの祖として有名な「あずまんが大王」は、このジャンルにおいても草分け的な存在と言えるのではないでしょうか。
以降「日常」や(女子中学生ですけれど)「あそびあそばせ」等などがアニメ化もされてきました。
そんな「女子高生弄り漫画」の1つが、またしてもアニメ化。
今作は、やっぱり面白かったです。

可愛いんですけれど、媚びてない可愛さがそこにはあって、その分自然というか。
実際にはいないけれど、居てもおかしくないリアリティ。
キャラクターにリアリティを感じるほど、彼女たちのバカバカしい言動に自然と笑みが漏れるのです。

オススメは第7話ですね。
全話面白いんですけれど、7話は頭一つ抜けた笑いがありました。

MIX

あだち先生は、キャラクターを殺さなければ、本当に好きなんですが。
そこだけが個人的にはマイナス点。

さておき、振り返ってみれば先生の著作のアニメをまともに視聴したの初めてだったりします。
「タッチ」は世代じゃないし、「H2」は見てなかった。
再放送で「みゆき」は偶に見てましたけれど、そんなもの。
なので、初めて全話視聴したシリーズとなったのですけれど…素直に面白かった。

人が死なないとやっぱり安心して楽しめる。
前半オープニング「イコール」が爽やかな曲調で、作風にピッタリでした。
キャラデザも今のあだち先生のタッチに似ていて、「動くあだち漫画」を見ている気分になれました。

是非に第2期、第3期と続けて頂きたいシリーズ。

約束のネバーランド

「良いアニメ化」の条件の1つとして「ストーリーを知ってるのに続きが気になる」が挙げられるのかもしれない。
原作はコミックスを集めるほど好きなシリーズ。
期待して、アニメを見始めましたが、これが非常に面白い。

ピンと糸を張り詰めたような緊張感が常にあって、ドキドキするし、先が気になる。
今作の演出の妙について、子細に語られているサイトなり本があったら、読んでみたい。
どうしてもこうも視聴者の緊張感を維持させられるのか不思議でなりません。

「脱出編」は原作でもスピード感のあるスリリングな展開の連続で非常に面白いのですけれど、余すところなくアニメ化されていたのは、やはりスタッフの手腕なのでしょう。
2期にも期待感が持てます。

私に天使が舞い降りた!

入れるべきか迷ったのですけれど、BDを買っちゃうほど萌えてしまったので入れさせていただきます。
最高に可愛い。
この一言に尽きる。
5人の天使があまりにも可愛すぎた。

中でも個人的に1番はひなた。
「みゃ~姉みゃ~姉」と姉に懐くひなた可愛い。
7話が最高だった。
7話見て。7話のひなた最高。

キャラに小動物感を見出せると、強いよね。
姉にべったりなひなたがまさにそう。
もふもふのわんことかつぶらな瞳で見つめてくる子猫とか想像してみてくださいよ。
そんな愛くるしい愛玩動物がひなたと被って仕方ありません。

ただただ可愛いを愛でるアニメでした。

終わりに

7本中4本がジャンプアニメ!!
(正確には「かぐや様」はヤンジャン、「彼方」はジャンプラ)
本気を出した時のジャンプアニメ最強説。

2019年は、ジャンプアニメに勢いがありましたね。
とんでもないクオリティの作品が連発されていて、非常に良かったです。

今年はどんなアニメに出会えるのか。
楽しみです。

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