「氷菓」 密室トリックと入須に助言した人物の正体を徹底推理!!

この記事は

「氷菓」の推理記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

はじめに

ビデオカメラで録った実際の映像とアニメの映像。
大きな違いがあると思います。
ピント(焦点)…ですね。

被写体にピントを合わせていると、被写体は鮮明に写りますが、被写体以外のモノは輪郭がぼやけて写ります。
写真でも当然これってありますよね。
旅行などイベントで撮った写真がピンボケしていると泣きたくなりますw
最近はデジカメで撮影直後に確認出来たりしますし、AF機能で酷いボケボケ写真は減ってますけれども。

まぁ、カメラで撮影した実際の映像にはこれが必ず存在します。
ですが、アニメは違うんですよね。

絵なので、基本的にピンボケというモノは無い。
勿論実際の映像のように、ピンボケを作り出して演出している事も多々ありますが。
「氷菓」第8話でいえば例えば以下のシーン(画像は拾いもの)。

手前に写っている里志に焦点を当てている為、後方にいる摩耶花らがボケて描かれています。
(「描いている」のではなく、そういう撮影をしているのかな?ちょいとこの辺僕には分からないです)

このようにアニメでもピントは使われていますが、基本的には「存在しない」と思っています。
が。劇中内で「カメラで撮影した映像」を見せる場合は、この基本は通じないんじゃないかなと。

で、劇中劇というと思い出されるのが「涼宮ハルヒの憂鬱」です。
もう6年も前なんですね。
その放送第1話が「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」。
SOS団が撮影した映画(ドラマ)という設定の謎すぎるドラマが描かれたエピソード。
ハルヒの事を何も知らない人を全力で置いていった快作でしたwww
はい。当時の僕の事ですよ。

偶然ザッピングしていて放送を知り、「アニメだから何とはなしに見ていた」僕は、当然ハルヒの事は何も知りませんでしたので、もう全く意味が分かりませんでしたねw
ただなんか凄く惹かれましたのでその後見続けて、すっかり嵌ったのですが…。

それはさておきまして。
この第1話を改めて見てみると、本当に凝っています。

素人が録っている(という設定の映像の)為、画面がグラつく。
これは当たり前として、凄いのが古泉が歩いているシーン。

歩く古泉と一緒にキョンも横を歩きながら撮影していたのでしょうね。
撮影者も歩いていて、しかも撮影しながらなので、まっすぐ直線に歩けずに、少々ふらついていたと想像できます。
となると、カメラと古泉の距離も近づいたり遠ざかったりを繰り返す。

そんな様子が想像できる映像なんですよね。
古泉がカメラに近づいたり遠ざかったりしていたり、上下に揺れていたり。
古泉を映す角度なんかも変わっている。

「素人が録っている映像」を再現しまくった演出で、やはり凄いとしか言えない。

さて。ピントと言う事に焦点を当てて改めて見直してみますと…。
一つのシーンで、ピントが外れるという事が殆ど無い。
ピントを意識した絵作りが徹底されていた訳では無いですが、ピントを”描いている”場面では、カメラが移そうとしている人物がボケたりはしていませんでした。

それに比べて今回の自主制作映画。
ピントかなりぼけてましたね。
無駄にズームやパンが多用されてましたからね。

以上より、
カメラマンの腕はキョンの方がずっと上
という事が証明されました!
Q.E.D.

…。

上の長い長い文章は、今回の推理とは一切関係ありません!!
第8話の謎。今回も推理してみました!!

密室トリックを推理

前回盛大に外しているので、今回も外します!!

にしても面白いですね。
以前のエントリーにも書いた「氷菓」というミステリの本質である「日常の謎」と「安楽椅子探偵」を守りつつ、「殺人ミステリ」を混ぜ込んでいて、殺人ミステリ好きとしてはワクワクするお話です。
劇中劇とはいえ、本格的な推理劇が展開されそうで期待大です。

さてと。
密室殺人みたいですね。

屋根がしっかりしているという点から、屋根(この場合は天井…つまり2階ですね)から侵入したことは無い。
窓のカギが開いていましたが、草が踏み荒らされた形跡が無いので、窓も侵入手段からは外れる。
現場となった上手袖は舞台や下手袖と繋がっている構造ですが、これら全て物で塞がっていたようなので、これも無い。

とすると、侵入経路はドアだけになる。
「犯人」はこのドアを使って外に出たことになります。

そこで先ず言えるのは、鍵の複製は無いという点ですね。
ノックスの十戒に次のようなものがあります。

8.探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない

鍵に関しての描写が一切ありませんでした。
が、逆を言えば、鍵や錠にトリックのカギが隠されていないという事。
複製や錠に仕掛けがあったという点は考えなくて良い事になります。
(同じくノックスの十戒より、抜け道の類も無いと考えて良いはず。)

なので、考えられる手としては、例えば。
「殺された」海藤の鍵を使って、施錠。
死体発見のどさくさ時に鍵を室内に戻すという方法。

ただ、これには一つ難点があります。
鍵を室内に戻す瞬間を他の人間に見られないようにすることです。

これを可能とするには、衆目をとある一点に意図的に集めて、その隙に皆の見ていない方向に鍵を投げ込むという手段。
そこで思い出されるのが、海藤の切断された左手ですね。

こういう例えはどうでしょう。
海藤を殺害した犯人は、彼の左手を切断。
部屋の一方に置くと、鍵を使って施錠し部屋を出る。

その後、他の人間と共に死体を発見。
今気づいたかのように左手を見つけたフリをして、皆の視線を集めると、鍵を反対側に投げ入れる。
「犯人」は山西みどりである!!

まぁ、違うんですけれどね(笑)
鍵はその左手の側に転がっていましたから、このトリックでは無い。

逆に死体に皆の視線が集まっているうちに、左手の傍に落としたとも考えられるのですが、これも無いかなと。
そうすると左手を切断した理由が無くなるので。
左手切断理由は、このトリックが使われたわけではない事を決定付ける為だと思うのですが、なんの確証も無いw
ただ、切断された左手がトリックに使われたという事は無いはず。これも十戒からそう言えると思うのです。

とすると、残りはひとつかなと。
最初から鍵なんて掛かっていなかった。
錠が閉まっている事を叫んでいたのは、一人だけ。
彼が「鍵がかかっている」といい、彼がマスターキーで「開けた」。
犯人は勝田竹男!!!

入須に入れ知恵した人物は?

ところで、冒頭のチャットのやりとり。
これらの画像(これも拾いモノ)の「名前を入れて下さい」、「あ・た・し♪」、「L」に関して。

えるの台詞より、これはきっと神山高校のHP内にある生徒専用のチャットルーム。
てことは、これら3人は神山高校生という事ですね。

3人の力関係(上下関係)はチャットの内容から
「あ・た・し♪」>「名前を入れて下さい」>「L」
となり、「L」は普通にえるの事でしょうw

じゃあ残りは?
やはりチャットの内容から「名前を入れて下さい」が入須冬実である事はほぼ確実。
問題は「あ・た・し♪」。

神山高校生で、入須の先輩。
「時間と場所は、動かせないもんねー」という部分が、凄く気になる。
場所は分かるけれど、時間って何だ?と。
普通は時間がどうこうなんて言わないですよね。
普通じゃないとしたら、こんな事言う場合って、2人の間に時差がある時なんじゃないかなと。

えるは、神山高校生が使えるとは言ってましたが、それが在学生限定であるかどうかは触れていませんでした。
このチャットルーム。卒業生でも使えるんじゃないですかね?

元神山高校生で、日本と時差のある場所に居る。
そして、奉太郎たちが氷菓の謎を解き明かした事を知っている人物。

奉太郎の姉ちゃんしかいないwww
そうに違いないwww

あ〜にしても次回が楽しみすぎる。
サブタイに「殺人事件」とか入っていると、凄く楽しみになります。
(僕は殺人狂とかでは無いです。断じて。リアルの殺人は無くなれば良いと本気で思っていますよ。)

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