小鳥遊宗太のミニコン感は素晴らしい〜ロリコンは気持ち悪くなんてない!〜

この記事は

ロリコンって気持ち悪いと言われるものなのか?
疑問に思いましたので、記事にしてみました。

宗太はロリコンじゃ無いけれど

まず最初に書いておかないといけないのはこの点ですね。
原作ファンの僕としては、故意とはいえ自分の吐いた嘘には直ちに修正入れなければという気持ちが大きいので。

小鳥遊宗太はロリコンではありません。
彼は「ミニコン」です。

何処の世界探しても、アイドルとミジンコを比べてミジンコの方を躊躇なく選択する漢(「おとこ」と読んでねw)は彼以外にはいないでしょう!!

つまり彼にとっては、小さいものであれば何であれ最強という事ですね。
こういうのはロリコンとは言いません。
これは宗太のアイデンティティを語る上では、間違っていてはいけない事だと思いましたので、敢えて書かせて頂きました。

ただ、この記事では、それでも彼の性癖を「ロリコン」として考え、その考えがいかに素晴らしいかを説くものとさせてください。

ロリコンとは何か?

本論に入る前に、まずはここを明確にしておきます。
この際語源や由来などは省かせて頂いて、言葉の意味を書かせて頂きます。

goo辞書などによると以下のように書かれています。

《(和)Lolita+complex》幼女・少女にのみ性欲を感じる異常心理。

日本ではこれが拡大解釈されて、
「年齢差の開いた年下女性への恋愛や性的趣向」及び「イラストや漫画・アニメ等の二次元著作物上のキャラクターへの愛情」
なんかも含まれると思います。

で、得てして「ロリコン」=「気持ち悪い」とするのが今日の社会における一般的な概念ではないでしょうか。
辞書の意味からすれば、確かに納得しそうにもなります。
僕自身流石に小学生やそれ以下の子供に性欲を感じるなんて事はありませんので、その心理が分からないですし。

ただ、「イラストや漫画・アニメ等の二次元著作物上のキャラクターへの愛情」を以て「気持ち悪い」と断じている風潮も確かにあるような気がしていて、そこに関しては異を唱えたいのですね。

キャラへの愛情

キャラクターへの愛情と一口に言っても、まぁ、色々だと思います。
僕は二次元のキャラを三次元(の人物)として同一視したことが無い為、三次元の女性に対するのと同じ感情を持ったことがありません。
平たく言うと「結婚したい」とか「付き合いたい」とか、そういう事を考えたことが無いのですね。

ただ単純に「可愛いなぁ」と思う程度でしょうか。
アニメ等嫌悪する”一般人”から見れば、全く以て何の違いも無いかもですがw

程度はどうあれ、これら(二次元キャラへの結婚願望等々)を含めても「気持ち悪い」という言葉は不適切ではあると思うのです。
これはキャラへ掛ける愛情の大きさの違いとも取れるでしょうし、また、二次元キャラをどう扱おうと個人の自由ですしね。
TPOを弁えていれば、やはり「気持ち悪い」と言われる事は無いはずです。

本当に「気持ち悪い」と呼べるのは、そうですね。
犯罪に走った場合でしょうか。
少女への性的暴行。
作者・関係者などに対する中傷、ストーカー行為等々。

度を越えて歪んでしまうと、これはもう気持ち悪いと断じられて、それ以上の言葉で誹られても致し方ないです。

宗太の思いは純粋だから素晴らしい

で、まぁ、何が言いたいのかと申しますと、このような気持ち。
別に「アニメ嫌いの一般人」だろうが誰であれ持ち合わせている普通の感情であるという事ですね。

アニメ好きな人間が、たまたま二次元キャラに抱く感情であるだけで、そうじゃない人にも備わっている普遍的な感情であると思うのです。

そこで宗太のミニコンという概念が出て来て、これは素晴らしいと考えます。

何度も書くようですが、宗太は小さいものが大好きです。
好きで好きで堪らない。
あまりにも好き過ぎて、アイドルよりミジンコを選ぶ程なので、作中では変態扱いされてますし、そこは僕も否定出来かねますw
彼は紛れもない変態であるとは思うw

でも、その感情自体は実に純粋。
だって彼の「可愛い」という感情そのものには、邪な思いが一切含まれていないんですもの。

ただ純粋に小さいものを愛でたいという思いだけが込められている。

これって、やはり誰もが持ち合わせている感情ではないでしょうか。
動物を見て、可愛いと思う心境。
人形やぬいぐるみを可愛いと思う事。
小さな子供に対して(勿論変な意図などは無く純粋に)可愛いという感想を抱く事。

こういうのと何ら変わらない。
可愛いと思う対象が、二次元のキャラなだけ。
ただそれだけなのですよね。
二次元キャラを「可愛い」と思う気持ち。
それ自体は別に「気持ち悪い」とされる理由にはならないはず。

ロリコンとは何か。

ちょっと調べてみたのです。
言葉のルーツから類推される意味合いとは異なりますが、僕が感じている意味をそのまま言葉として表現されている方が見つかりました。

米澤嘉博さん。
有限会社コミケット取締役社長、日本マンガ学会理事、手塚治虫文化賞選考委員、日本オタク大賞審査員 etc
錚々たる肩書きを持った方なのですね。
すみません。存じ上げていませんでした。コミケには無関心でしたので…。

この米澤氏曰く

ロリコンという概念が、今日でいう「萌え」に非常に近い、少女を精神的に愛しむ感覚のことを指していたのである。

という解釈をされていたらしいです。(以上、wikipediaより抜粋)

まさしくその通りと思いました。
「精神的に愛しむ感覚」というのは、やはり宗太に通じる所がありますし、僕もいたく同感できます。

「ロリコン」=「気持ち悪い」という方程式の間に
「ロリコン」=「イラストや漫画・アニメ等の二次元著作物上のキャラクターへの愛情」=「気持ち悪い」
という定義を仮定した上で色々と書いてきましたが、僕はこれを否定したいと強く思います。

ロリコンは気持ち悪くなんてない!と。
(ただし僕自身は自分で言うのもなんですが、気持ち悪いと思うw)

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