「ポケモンGO」のリアルイベントが見習うべきコミケという模範例

はじめに

最初は「ココがダメだよトレード機能」って記事を書いてました。
地域限定ポケモンを簡単にトレード出来るなんて「歩き回れ・欲しければ世界旅行しろ」というポリシーに違反してるんじゃないかという論調で纏めていました。
段々了見狭いな~と惨めな気持ちになって来たので、ガラッと変えてみます。

先日の横須賀イベントを踏まえての記事です。
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警備員の数とマナーの問題

横須賀サファリゾーン、参加出来ましたか?
当然僕は落選しましたちくしょーっ。

トロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかったトロピウス欲しかった

さて、ネットニュースで現地レポがいくつか上がっていまして、いくつかに目を通しました。
どうも参加者以外にもトレーナーが沢山集って、指定場所以外でのプレイが目立っていたようですね。
そのせいもあってなのか、町中では迷惑に感じた方もいらっしゃったとか。

道路上で立ち止まっていたり、歩道をはみ出して通行の妨げになっていたり。

ナイアンティックは何度か大規模なリアルイベントを主催してきており、都度その反省点と対策を講じている気がします。
今回抽選制にしたのは、混雑緩和と通信規制対策だという発表をなにかで目にしました。
会場も3か所に分散させたりと色々と考えられていたようですが、このような「非参加者が推し掛けてくること」は想定外だったのかもしれません。
トレード機能を使えば、直接参加出来なくても、会場周辺で参加者に声を掛けることでトロピウスを入手出来ちゃいますからね。
恐らくそれ目当てのトレーナーが大勢いたのでしょう。
また、参加出来ないトレーナー向けとして、全国的にレアポケモンを出現させるというイベントを並行して行っていたのですが、これもまた仇になってしまった感があります。
当然横須賀でもレアポケモンが湧くので、町中でプレイするというのが公然と行われてしまったのかなと。

横須賀市としても警備で人を割いていたようですけれどね。
それでも、警備が足りないと感じるほどには、迷惑と現地民に思わせたトレーナーが目立っていたようです。
警備もタダじゃないですし、エリアも広域に亘っていましたから、仕方ない部分が大きいんですけれどね。

まぁ、結局は1人1人のマナーに呼び掛けざるを得ないのでしょう。
いくら警備を万全にしたところで、マナー違反をする人は必ずいます。
集団である以上、一定数の割合でマナーの悪い人も絶対にいるんですよね。
2:6:2の法則じゃないですけれど、どうしようもないことです。

とはいえ、「それは仕方ないよ」と言下に退けられないのが、運営側としては悩みの種なのかなと。
大変だよね、「ゼロに出来ない」ことをゼロにする為の対策を講じないとならないのは。

ポケGOやってない人からすれば、イメージは決して良くないでしょうし。
ただでさえ、歩きスマホが批判されている中(アメリカでは法律で違反としている州もあるくらいですし)、歩きスマホ前提のゲームであること。
尚且つ、リリース当初から何件か発生している「運転中のながらポケGOによる死亡事故」もイメージ悪化に輪をかけていそうです。
マナーよくプレイしている人が大半ですが、そういう人々は「無視」されちゃうのでしょう。
「迷惑かけないのなんて当たり前」という前提で見られちゃうので、どうしても「迷惑なトレーナー」が目立ってしまう。

迷惑なトレーナーを1人でも多く無くす為に。
なんらかの手を打たざるをえないのかなと考えてます。

そこで、僕は勝手に考えましたよ、対策を!!
さぁ、ナイアンティックよ、存分にパクッてくれたまえ(何目線?)

コミケに学ぶ

コミックマーケットって良く出来たシステムだと思うのですよ。
初心者が常連さんに「行ってみたい」って言うと、多分殆どの常連さんが口を揃える筈です。

「お客さんのつもりなら来んな」って。

これ、未経験者からすると謎の返答ですよね。
「どうゆうこと?」ってなります。

事前に調べたり、参加してみると分かりますが、コミケには「お客さん」はいないんですよね。
全員が「参加者」であり、「運営者」。
同人誌を頒布する方も、求める方も、互いに節度とマナーを持ってイベントを成功させましょうねというスタンス。
企業ブースのせいで、こういった考え方が通じづらくなってきてるようですけれど、それは置いときましょう。

このスタンスがより顕著になってるのが、コミケスタッフだと思うのです。
夏は炎天下の中、冬は極寒の中、彼らは押し寄せる人波を先導し、声を張り上げてイベントを盛り上げています。
3日間で50万人以上も押し寄せる大規模イベントが毎年無事に終えられるのは、彼らの尽力があってこそでしょう。

そんなスタッフさん達。
全員ボランティアです。
無給です。

これってメッチャ凄くないですか?
とてもじゃないですが、真似できません。
もうね、愛だと思うの。
同人誌に対する愛。オタク文化に対する愛。

見返りが無いのに、愛に尽くした兵(つわもの)達。
それこそがコミケスタッフ!!

このスピリットは是非取り入れるべきです。

警備スタッフを募ろう

とはいえ、ポケGO愛に溢れた人がどれだけいるかって話ですよね。
まぁ、そんなに多くないでしょう。
少なくともコミケスタッフと同程度・同規模の兵を集めることは出来ないと思う。

だから、完全な意味でのボランティアを集めようとすると失敗する。
故に報酬はしっかりと用意した方が良いです。

といっても、勿論お金じゃないです。
ゲーム内マネーでも無い。

今回の横須賀イベントで言えば、トロピウスを配っちゃえばいい。

流れはこんな感じ。
先ず、トレーナーには、イベントの参加方法を2通り提案する。

1つは参加者として。
抽選制は今後も維持する。
コードを読み込ませて、参加者のみに特別なポケモンが出るようにするというシステムも踏襲する。

もう1つは、警備員として。
報酬は先程書いたようにイベントで出現するポケモン。(強さはランダムで、1体だけ)
こちらも当日に特定のコードをゲーム内で読み込ませることが条件。
このコードを読むと、イベント開催中はポケモンが出現しなくなる。
代わりに、イベント終了後、コードを読み込んだ者だけが特別なポケモンを受け取れるという仕組みにする。
こうすれば、警備をほったらかして、ゲームをしてしまうことを防げます。
基本的に人間を信じない。これ大事。

あと大事なのは、イベント開催地では、今回のような「全国的にレアポケモンが湧く」ことを無くしちゃう。
厳密に言えば、イベント会場内でのみ、そのイベントも行われるようにする。

今回の横須賀イベントを例にすると、会場は「ヴェルニー公園」、「三笠公園」、「くりはま花の国」の3か所でした。
なので、この3か所でのみ、ダンバルなどのレアポケモンが出現しないように設定しちゃう。
会場外では、ポッポやコラッタなどの「いつものポケモン」しか出ないようにする。

警備員の少なさと会場外でのプレイ。
両方の問題を完全にクリアとまではいかないまでも、今回以上には抑えられるんではないかな。

バトルで戦力になるポケモンだと、警備員が集まりにくいかもしれません。
けれど、トロピウスみたいな「図鑑が埋められれば良い」程度のレアポケモンならば、効果が望めると思うのです。
コミケのような優秀なイベントを見習って、良い部分を取り込めると良いんじゃないかなと。

まとめ

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