「ソード・オラトリア」第14巻感想

この記事は

「ダンまち外伝 ソード・オラトリア」第14巻の感想です。
ネタバレあります。

はじめに

第13巻の感想で「一体フィンたち3幹部の過去と新章がどう関わってくるのだろうか」と書きましたし、実際その辺楽しみにしてたのですけれども、まさかの無関係(笑

読みつつも、なんだか短編集ぽいなぁとか思ってたら、あとがきでアニメ「ソード・オラトリア」のディスク特典小説の再録と知り大いに納得しましたw
そういうことかいw
そんな訳で本筋は一寸も進みませんでしたけれど、特典小説は当然のことながら未読でしたので問題なし。

ちょこっと感想を。

特装版収録の掌編が一番衝撃だったという謎仕様w

個人的な感想なのだけれども、フィンやリヴェリア、ガレスらの入団の経緯よりもなによりもアイナのエピソードが最も衝撃だった。
本編に大きな影響は無いのだろうけれども、メインキャラの出自に纏わることを特装版のみに収録と言う仕様は良いのかな?
いや、軽くググったらさも常識のようにこの辺の設定が書かれていたので、設定自体はとうに既出なのだろうから良いのか…???
え、でもどこで言及あったんだろう。
ダメだ。
僕のポンコツな頭では思い出せん。

てなわけで、本編読み終わって「アイナって今どうしてるんだろう」と純粋に疑問だったから、小冊子の主役がアイナと知って嬉しかったし、(僕にとっては)衝撃の事実にぶったまげました。

死んでたら嫌だなぁとか考えていたので、最悪のルートを回避してたのは良かった。
でもそうよね。
今のファミリアには出てきてなかったら、別離はしてるよね。

それにしても、そうかぁ。
あの子の母親だったのかぁ。
おったまげたわぁ。

いずれどこかでアイナの「症状」が治って、再びリヴェリアと旅に出るようなエピソードを読みたいな。

新章は「妖精覚醒編」というのね

前巻から始まった新章はどうもレフィーヤが中心のようですね。
というか前回で覚醒しきったと思ってたのですけれど、わざわざ「覚醒編」なんてタイトルに冠するくらいですから、レフィーヤはまだまだ強くなるのかしら?

なんにせよ、次巻からはダンジョンアタックが再開されるとのこと。
ロキ・ファミリアのダンジョンアタックなのですから、当然のように深層の更に下層へと臨むのでしょう。
そんな場所へ、学区の学生を連れていくのでしょうか?

うううううん。
いくらなんでも普通ならば有り得ない。
よほどのアクシデントや事情が無ければ、そんな冒険はしないでしょう。

そもそもフィン達3人が許さないはず。
14巻でこれまでの犠牲を決して良しとはしない姿勢を改めて見せていました。
礎とか糧などという常套句で仲間の死を美化しないのですから、例え団員でなくとも「死ぬ可能性が高すぎる場所」に「冒険者でもない学生」を連れて行くなんて許さないでしょう。

じゃあルーク達がこのまま物語から退場する訳は無く。

どうやって絡めていくんだろうね。

最も有り得そうなのはレフィーヤとルーク達がダンジョンアタック中にトラブルに巻き込まれ、フィン達が救出に向かうって展開ですけれど…。
これ13巻でやったしなぁ…。

ルーク達の扱いがどうなるのか期待ですね。

終わりに。

15巻は、本編19巻の後になりそうですね。
楽しみに待ちます。

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