10巻以内に完結した傑作漫画十傑

この記事は

「10巻以内に完結した傑作漫画」を紹介する記事です。
漫画は面白い!!

はじめに

2ch等でたまに見かける「〇巻以内で面白い漫画ある?」等の質問系のスレ。
〇の中には数字が入るのですが、たいていは5巻とか10巻とか比較的巻数の少ないものを聞いてくることが多いと思います。

今回は、それに倣って自薦の「10巻以内で面白い漫画」を紹介がてら書いていこうと思います。
こういうの本来であればマイナーな作品から選べばいいと思うのですけれども。
メジャー・マイナーの区別がイマイチつかないので、そういうの関係無くまとめて書かせて頂きます。
但し、ジャンプ連載作品(「エム×ゼロ」等)と「あずまんが大王」、「けいおん!」は抜きました。

ざっとジャンル分けだけはしておきます。(ジャンル分けも僕基準)

作者名は
漫画家(作画担当)/原作・原案(いれば)
の順で、敬称略で書かせて頂きます。

あ。そうそう。
この記事に貼ってあるアマゾンリンクは全てアフィリエイトリンクではありません。
というか、このブログ上のは広告含めて全部そうなんですがw
(はてなの)有料会員になってまでアフィリエイトやろうとは思えないんです。
間違いなく 会費>>>>アフィリエイトの報酬 になるでしょうしw
※追記
 はてなポイントについて理解が足りていませんでした。
 このブログのamazonリンクを踏んで商品を購入されると、はてなポイントなるものが僕に付与されるようです。
 これは、はてな内の有料サービスにしか使えないと思っていたのですが、どうやらamazonギフト券に交換も出来るそうです。
 なので、アフィリエイトリンクのようなものですね。失礼致しました。

日常・コメディ枠

〇「宙のまにまに」 
 全10巻
 柏原麻実(アフタヌーンKC)
これは有名。アニメで完結編やって頂きたいです。
天文の知識不要。何も知らなくても、楽しめますし、こういう青春時代送りたいな〜とか思っちゃう。
ラブコメとしても面白くて、絵も見やすい。好きな作品でした。

宙のまにまに 1 (アフタヌーンKC)

宙のまにまに 1 (アフタヌーンKC)

〇「ニコイチ」
 全10巻
 金田一蓮十郎(ヤングガンガンコミックス)
ちょっと後半、冗長かなと思ったものの、綺麗に着地してくれた漫画。
描き方によってはどこまでも暗く、ドロドロしがちなテーマを扱っているのですが、底抜けに明るく爽やか?に描かれているのが特徴です。
逆にドロドロとしたものを期待してしまうと楽しめないかもですがw
非常に笑えて、最後は何故か泣けて。面白い作品でした。

ニコイチ(1) (ヤングガンガンコミックス)

ニコイチ(1) (ヤングガンガンコミックス)

〇「放課後ウインドオーケストラ」
 全4巻
 宇佐悠一郎(ジャンプコミックス)
「ジャンプSQ」連載作品という事でw
多分打ち切られてしまった作品ですので、入手難度としては決して低くないのですけれども…。
でも、個人的には凄く好きでした。
高校のオーケストラ部を描いたラブコメで、読後感の良い作品だっただけに、終わった時はショックでした。

放課後ウインド・オーケストラ 1 (ジャンプコミックス)

放課後ウインド・オーケストラ 1 (ジャンプコミックス)

〇「ハックス!」
 全4巻
 今井哲也(アフタヌーンKC)
高校の部活でアニメ制作をしている若者たちの群像劇。
「アフタヌーン」だからかどこか「げんしけん」を意識しているかのように感じた部分はあったものの、独特の空気感を醸し出していて…。
絵が上手いとは言えないですし、キャラも特に強くない。けれど、それが良い味を生んでいるというか。
最後まで読んで、純粋に「この続きを読みたい」と強く強く思った作品でした。
綺麗に纏まった佳作ですので、是非是非読んで頂きたい漫画。

ハックス!(1) (アフタヌーンKC)

ハックス!(1) (アフタヌーンKC)

読切・ドキュメント枠

〇「聖なる夜に散歩する」
 全1巻
 村枝賢一(ヤンマガKC)
別名・村枝先生枠です(笑
「週マガ」、「ヤンマガ」に掲載されたクリスマスを舞台にした読切だけを収録した短編集。
短編集はあまり読んできてないのですが、とはいえ、この短編集は凄く良い。
クリスマスならではの心温まるお話が中心で、中には村枝先生らしい熱いドラマを盛り込んだ作品もあって。
1冊で何度も楽しめるお得な短編集。

聖なる夜に散歩する (ヤングマガジンコミックス)

聖なる夜に散歩する (ヤングマガジンコミックス)

〇「仮面ライダーを作った男たち」
 全1巻
 村枝賢一/小田克己(マガジンKC DX)
仮面ライダーに少しでも興味がお有りでしたら読んで頂きたいです。
「大野剣友会リスペクト」として村枝先生が描かれている「仮面ライダーSPIRITS」。
そんなスタッフへの愛情を持つ村枝先生が全力で書かれた連作短編集。
ドキュメンタリーとしても、普通の漫画としても楽しめるんじゃないかなと。
新装版が出てまして、ちょいとお高いですが…。買って損はしないと思います。

仮面ライダーをつくった男たち 1971・2011 (KCデラックス 月刊少年マガジン)

仮面ライダーをつくった男たち 1971・2011 (KCデラックス 月刊少年マガジン)

バトル・冒険枠

〇「ロケットマン」
 全10巻(新書判) 
 加藤元浩(マガジンKC)
ミステリ・アドベンチャー。正直言うと2巻くらいまでは面白いとは思えなかったのですが…。
宇宙を目指す男と1人の少年が出会った事で始まる世界を股に掛けた冒険を軸に、練り上げられた伏線が最後に向けて収束する手練れは最高です。
「Q.E.D.」を描く加藤先生だからこそ可能な作品だったかなと。文庫版も発売中ですよ。

ロケットマン(1) (講談社漫画文庫)

ロケットマン(1) (講談社漫画文庫)

〇「Dear Monkey 西遊記」
 全6巻
 白井三二朗(シリウスKC)
白井先生個人的最高傑作。前作の「ジョバレ」で注目して、買ってみてド嵌り。
コミカルなギャグと熱すぎるシリアスのギャップが激しくて、しかも使い方が上手すぎて。
使い古された古典をアレンジした作品で、若しかしたら新鮮味が感じられないと思われるかもですが、そんな事はありません。
バトル漫画でしたら絶対オススメ。

Dear Monkey西遊記 (1) シリウスコミックス

Dear Monkey西遊記 (1) シリウスコミックス

〇「ドラゴンクエスト モンスターズ+」
 全5巻(旧バージョン)
 吉崎観音(ガンガンコミックス)
まさに2chの「10巻以内で〜」で挙げられていたので購入した漫画。紛れも無い傑作。
「ケロロ軍曹」の吉崎先生の作画。最近新装版が発売されました。
何故こんな名作が途中で終わっているのか、本当に謎な作品。
ドラクエ…特にロトシリーズを知っているのであれば、これ以上熱く燃えられる作品も無いと思います。
「ダイ」や「ロト紋」にも絶対に負けていない名作です。

ドラゴンクエストモンスターズ+ 新装版(1) (ガンガンコミックス)

ドラゴンクエストモンスターズ+ 新装版(1) (ガンガンコミックス)

〇「惑星のさみだれ」
 全10巻
 水上悟志(YKコミックス)
超傑作!!!!!!こんな凄い漫画を今まで知らなかったとは情けないと思った作品。
つい最近全巻読破したのですが、ヤバいくらいに面白かったです。
と、この漫画に関しては此処ではこの程度に留めておきます。
近日一つの記事にして書く予定ですので。

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)

惑星のさみだれ 1 (ヤングキングコミックス)

まとめ

偶然にも全部で10本と、キリの良い感じで終われました。
自分の所持していますコミックスを改めて見直すと、10巻以下で完結した作品というのは非常に少ない。
それだけ長期化している作品ばかりを買い集めていたという事なのかもですが…。

そんな中でも、10巻以内で完結していて、人に特にオススメしたいのはこの10作品。
現在では入手困難な物もありますが、興味が少しでも湧いて下さいましたら八方手を尽くしてでも読んで頂きたい作品ばかりですw

10巻以内と手頃ですしね。
という事で、今回は締めさせて頂きます。

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