「To LOVEる‐とらぶる‐ ダークネス」 第22話:感想

この記事は

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」第22話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

情報おさらい

色々新規の情報が解禁されてましたね。
先ずは「ダークネス」の画集発売。
これは無印以来の画集という事になるのかな。詳細は続報待ちという事で。

続いて、コミックス6巻が12月に発売決定して、これにもDVD付き限定版が出るという点。
まだ5巻すら発売していないのに、気が早いですねw
月刊連載なのに刊行ペースも随分と早いなぁ。
コミックス関連では、シリーズ累計1000万部突破らしいですが、これは無印込でしょうね。
まだ発売前の5巻を入れても、1冊あたり200万部という計算になり、これは「NARUTO」の初版に比肩する部数ですw
流石にあり得ないので、無印時代を含んだ数字なのでしょうけれども。
この手のジャンルで1000万部突破は素直に凄いです。

あとはアニメ関連。
1期、2期のBD-BOX発売情報と3期の情報。
メア役は井口裕香さん。
好きな声優さんだからなのか、非常にしっくりくるキャスティングだと思ってしまいましたw
正直規制関係で地上波での放送はあまり楽しめないんじゃないかと未だに思っているのですけれど、少しだけ楽しみが増えた…かな。
ま、どうせBD買っちゃうんだろうから、TVでの規制はどうでもいいといえばいいのですが…。

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第22話「After a storm comes a calm〜ともだち〜」

本編は、ナナとメアの仲直り回。
思った通り正面から堂々と攻め込みました。
非常にナナらしい方法でしたね。

元々気持ちが揺れていたメアだけに、こう真正面から攻められれば、落ちないわけにはいかず、これにも納得でした。
ただ不気味なのはマスターの動向でしょうか。

メアが本当の意味で友達を作ったこと⇒ヤミの心理を知ることを良しとしているようですが…。

勧誘の手口で最も恐ろしいのが、相手の事を把握した上で、心理を逆手にとって追い込んでくるパターンではないかと思うのです。
ただ闇雲に力任せで突進してくるというのは、実は扱いが楽。
力対力になれば、ヤミには渡り合えるだけのものがありますし、モモらも加勢がしやすい。

今回ナナがこれで成功したのは、先にも書きましたが、メアも「友達になること」を望んでいたからに違いなく。
メアの心境がそれを望んでいなかったならば、結果は分かりませんが、かなり拗れてしまっていたことでしょう。

これをせずに、心理的に追い込まれるとどうなるか。
例えば前回も書きましたが、ヤミの大切な存在・美柑を人質にされたら。
これはこれでリトらが阻止して失敗するというパターンとなりそうですけれど、もっと手の込んだヤミの心を把握した上での作戦を立てられたら。
力技で対抗できない手段を取られた場合、ヤミはきっと追いつめられてしまう。

で、多分この漫画はそういった方向性に向かっているのだと思います。
安易なバトル展開を悉く避けてきた経緯からみても、ヤミやモモらとマスター達のバトル展開は無いはず。
「ダークネス」は当初からヒロインらの心理状態を深く描こうとしている作品ですし、大きな話の締め方もそういった心情を絡めたものになるんだと思うから。

いよいよもってマスターが公に姿を現すことを匂わせていましたが、どうヤミらを心理的に追い込んでいくのか。
結構気になります。

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