【5代目道枝版】「金田一少年の事件簿」 FILE.07:オペラ座館 ファントムの殺人 感想

この記事は

ドラマ「金田一少年の事件簿」第5シリーズ第9話の感想です。
ネタバレあります。

初実写化

最後の事件は「オペラ座館 ファントムの殺人」。
原作は「オペラ座館・第三の殺人」です。

「金田一」シリーズ史上、最も多くの殺人事件の現場となった場所。
1度目は記念すべき原作ファーストエピソード「オペラ座館の殺人」。
2度目は小説第1弾「オペラ座館・新たなる殺人」。

そして、続編「金田一37歳の事件簿」でも最初の事件として「歌島リゾート殺人事件」が描かれ、4度連続殺人事件が起こりました。

まさに呪われた島・歌島はオペラ座館を舞台にした3度目の事件。
それが今回のエピソードですね。
原作では今回のエピソードを除いて、全て節目節目のエピソードとして取り上げられていて、それだけシリーズにとって思い入れ深いものとなっていますので、第5シリーズの最終エピソードに選ばれたのも必然と言えるのかもしれませんね。

先ずは前編。
感想です。

ドライアイスの魅せ方が上手い

今回ヒントの魅せ方が秀逸だなと。
このエピソード、実に多くのトリックが仕込まれています。

第1の殺人時のシャンデリア落下トリック。(アリバイトリック)
第2の殺人時のアリバイトリック。
第3の殺人時の密室トリック。

殺人に直接絡むだけでも、全ての事件にトリックが使われるという豪華仕様。
その他にも小枝的に使われたのが、「蝋燭の火を消すトリック」ですね。
まるで島にファントムが潜んでいるかのように、全員の見守る中で次々と消え行く蝋燭の灯。

ここまで書くとトリックの種明かししてるようなものですけれど、あくまでもサブなのでご容赦ください(汗

つまりはですね、ドライアイスの登場のさせ方が秀逸だったなと。

原作では白神が「とある人物」を犯人だと指摘。
第2の殺人時のアリバイトリックにドライアイスを使ったのではないかと推理します。
この時に「現場にドライアイスがある」というヒントを張っていたわけですね。

後編でこのくだりは、多分無くなります。
白神がハジメのライバル的ポジションの頭の切れるキャラでは無くなってるからです。
ドラマの白神が推理を披露するとは思えません。尺的にもそんな余裕は無いでしょうし、カットされるはずです。多分。

そこで、「死体を冷やす」という目的でさらっと登場させていました。
絵門の死体を安置してるシーンで使われていたのを見ただけで「さりげなくて上手いなぁ」と思ったのですけれど、甘かった。
三鬼谷の時にもっと直接的なヒントが出てましたね。
ドライアイスの事を知ったハジメの手前にわざわざ「長さの違う蝋燭の火」を映し込んだカット。
あからさまではあるけれど、繰り返すようですがサブのトリック。
バレても問題無いので出来た演出だったのでしょうけれど、ドラマではこれくらい大胆な伏線でも良いと思うのですね。
非常に良かったですね。

最終回へ

この記事ではまだ書けないんですけれど、「聖恋島殺人事件」と同様に事件の順番を入れ替えることで、上手い引きを作れていましたね。
ハジメが闇に引き込まれた、大ピンチ!という感じで最終回へ繋いでいたので。
まぁ、直後の次回予告でネタバレしてて「おいおい」と突っ込んでしまったのですけれどw

でも、それ以外にも効果があると思っていて、それはまだ書けないので次回の感想で触れられたらなと思います。

さて、早いもので第5シーズンも次回で最終回です。
本当に早かった。
本編もさることながら、僕はエンディング後の「道枝版第2期」の告知があることにも期待したいです。

史上最大のスケールを謳っていて、たったの10話で終わって欲しくない。
わざわざリメイクを入れてまでして、たったの10話で終わらせたら勿体ない。
Disney+で配信してるんですから、シリーズ化したって良いじゃない。

なにより、まだまだ見たいぞ!!!
ということで、告知があると期待しつつ、最終回を楽しみに待ちます。
(何も無かったらメッチャ落ち込むんだろうなぁ)

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