総括[3] 「輪廻のラグランジェ」 結論は2期見終わってからとなりますが一応

この記事は

2012年冬アニメ総括記事3つ目は「輪廻のラグランジェ」です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

伏線張りとジャージ部結成までを描いた1期

でしたね。
最終回にまで謎を仕込んでくるとは思わなかったです。
その辺の事は下の記事に書いていますので、宜しくお願いしますとこっそり(?)宣伝。

「輪廻のラグランジェ」 考察〜ウォクス伝説の真偽〜

細かい部分で既に外していますが、まだまだ大きく外しては無さそう?
アステリアの下りは全然違っていそうですが。
彼女がユリカノの前に謎の世界に居た人物…ですか…。
ウォクスって三機とも地球にずっとあったんじゃないのかな?
この三機以外のウォクスがレ・ガリテに存在しているのでしょうかね?
ま、この辺は2期で明かされる事でしょう。

さてと。
まどか、ラン、ムギナミの絆を描いた物語となっておりました。
3人の出会い・葛藤・対立から絆を育み、共に戦い…そしてバラバラになる。
その過程を丹念に描かれていたなと。

何度も書いている事ですが、その描き方が凄く好きな描かれ方でした。
重くなり過ぎずに、かといって軽くさらりと描くわけでは無い。
その辺の匙加減が実に自分好みで、終始爽やかな気分で見る事が出来ましたね。

これを可能としたのが、「2人の”まどか”」の存在でしょうか。

まどか と ようこ

2人の”まどか”…。
京乃まどかと、その従姉である中泉ようこの事です。

今のまどかのキャラクターが、ようこを尊敬し・真似ている事が作中で描かれていました。
ようするにまどかの上位互換がようこであって、2人のキャラクターは実に似通っている訳で。

まどかが凹んだり、落ち込む。
こうするとドラマに深みが出ますよね。
キャラの精神面(特に悩みとか葛藤とか弱い部分)を描くと、キャラ自身に厚みが出て、結果的に作品にも厚みが出る。

だからこういう部分は絶対に必要だと僕は思うのですね。
特に友情とか青春とか扱っている場合は。

この作品も(2話でやや唐突感があった事もありますが)幾度となくこういうシーンが描かれていました。
でもこれってやり過ぎたり、キャラが凹みすぎたりすると、見ている側が滅入ってくるというか。
重た〜くなっちゃう。
作風でわざと重たくしちゃう作品もあるのですが、この作品はそこはあっさりしていて。

まどか以上に強くて・前向きなようこが叱咤激励する事で立ち直らせちゃう。

ここのバランスが凄く好きでした。

まとめ

さて、ここで最終的な評価をしちゃうのは違うと思いますので。
あくまでも1期の評価ですが。

文句なく面白かったです!

オリジナルアニメという事で考察する分にも楽しめましたし、そこを抜きにしてもジャージ部の活躍に毎回和んでいました。

それと3人の「最後」が個人的には最高でしたね。
バラバラになった3人というのが非常に良かった!
とか書くと誤解されちゃう(笑
いえ、違いますよ。3人が離れ離れになって良かった〜とかヒデェ感想は持ってませんよw

そうじゃなくて…
2期の最後。このアニメ、真の最終回がバラバラになって終わるという事が無いと確定した事が嬉しいのです。

勿論絶対に無いとは言い切れませんが。
それでも1期と2期で同じような顛末を用意するとは思えないんですよね。
1期でバラバラで終わった以上、2期では3人仲睦まじく一緒に居て終わるんじゃないかと思うのですよ。

僕としては、今期でもトップクラスに好きな作品でした。
7月からの続きも楽しみですね。

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