2020年秋アニメ第1話感想大会

この記事は

2020年秋アニメの第1話感想です。
ネタバレあります。

はじめに

夏に引き続き、秋も好きなアニメの続編が多数ラインナップ。
「ごちうさ」、「スト魔女」、「ダンまち」と強力な顔ぶれで楽しませてくれそうです。
今回も見たアニメだけですが、第1話の感想をちょっとずつ書いていきます。

(「ハイキュー!!」は後半クールの為書いてません。)

安達としまむら

原作既読。
1話から作画が安定してないのが不安材料。

入間先生原作のアニメは、2011年の「電波女と青春男」以来9年振りの視聴。
その「電波女」と世界観を共通しているようなしていないような世界観でのガールミーツガール。
たまに宇宙人的な何かが混ざる。
前述の通り作画が怪しいけれど、雰囲気は原作を読んだイメージ通り。
「淡い色彩の世界観で、淡々と過ごす女子高生の日常」をまんま再現されている。

ところでアニメ関係ないんだけれど、原作イラストののん先生降板ってマジか。
この記事を書くのに下調べして初めて知った。(今月発売の新刊はまだ買ってない)
地味にショック。

ご注文はうさぎですか? BLOOM

安定の第3期。
んで、これも今さっき知ったのですが、映画も含めてシリーズごとに制作会社違うのね。
知らんかった。(知らない事多すぎる)

スタジオが違ってもメインスタッフは一緒。
ということで、いつも通りの「ごちうさ」。
あまりにもいつも通り過ぎて、特に書くことがないという安定っぷり(笑

呪術廻戦

原作既読。
twitterでオープニング映像の一部カットが闇深すぎるってあったけど、うん。
意図的にアニメ組の心を折りに行ってるよね。えぐい。

2話を含めた感想になりますが、静と動の落差が激しすぎる。
CGを上手く使った絵作りが、業界全般的に向上してる気もしますが、今作でも「見たことも無いようなカメラワークでのバトルシーン」があって、格好いいなぁって思いました。(小並感)

ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN

待望の第3期。
望んでいたものの、無いだろうと半ば諦めていたため、感慨深いっす。
劇場版で魔法力を復活させた芳佳。
その後の物語の第1話。非常に大事な1話です。

何故大事かと言えば、「これまでとの違い」をはっきりとさせる必要があるから。

テレビシリーズを2期。
劇場版を1本。
補完となる2期と劇場版の間のエピソードも3本作られ、劇場に掛けられました。
メインキャラの1人である美緒もウイッチとしての能力を失ってしまったことも大きいのですが、劇場版で物語的には区切りが着いてしまってたんです。

テレビアニメとしては第502統合戦闘航空団の活躍を描いた「ブレイブウィッチーズ」もやった。

「次の世代」へのバトンタッチも果たし、物語にも区切りが着いている中、これ以上やる必要性はあるのか。
当然の疑問に対するアンサーを第1話に込めたいとスタッフが思ってもおかしくないのかなと。
いつも通りの僕の只の妄想なのですけれど、でも、僕としては大いなる変化を感じたのです。

これまではなんだかんだと言いつつ、ネウロイは脅威と呼べるような敵ではなかった。
美少女たちの日常に軸足が置かれているようなイメージが強かったのです。
けれど、この3期では「ネウロイとの闘いが激しくなりそうだ」という予感を抱くには十分でした。

というのも、芳佳の魔法力の強大さの描き方が、単純にして巧かったからです。

一時的に魔法力を失った芳佳が、先の戦いで力を取り戻した。
が、彼女の力は一体どこまで戻ったのか…。
そういった疑問の答えが、「整備不良のストライカー」1つで簡単に描かれてたのです。

魔法力が動力に伝わるまでの間に根詰まりがあって、普通であれば飛ぶことなど出来ない。
そんな状態のストライカーを履きつつ、詰まりを力づくで解消するという荒業を披露した芳佳。
整備士のおっさんが驚いてたように、普通のウイッチには到底出来ないこと、つまりは、それほど芳佳の魔法力が強大だという証左として描かれていました。

完全に復調してるんだなと理解できたし、何より、直後に現れたネウロイの脅威を覚えました。

普通じゃない魔法力を持つ芳佳すら、防戦一方に回らざるを得ない大型ネウロイ。
水という弱点を克服しているということもプラスして、今まで通り撃破するのは難しいのではないかと思わされました。

かつてない激戦が始まるのかもしれませんし、そういう意味では、今まで見えてこなかった「ネウロイとの完全決着」も描かれるかもしれないという期待感すら抱きました。

というような感想を持ったのですが、2話であっさりと撃破しちゃうんだろうなぁ(笑

ま。今までと同じだろうが、違っていようが、どうでも良いんです。
ただただ作品を応援し、全力で楽しむだけですから。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ

「異端児<ゼノス>編」を描いていく第3期が始まりました。
人間(亜人含む)にとってモンスターは、絶対に受け入れることは出来ず、本能的に恐れ、拭い去れない嫌悪感を常に抱く存在なのです。
だから、モンスターが喋れるというだけで、ベルのような友好的な対応を取れるのは、それだけで異常なことなのですよ。
ベルがそういうならと流されるヴェルフ達も大概であり、唯一リリのリアクションだけが正常であると。
(リリもかなり一般の常識からすれば「あり得ない」行動をしているのですが)

モンスターを助けることは異常なのか否か。
ベルの行動は正しいのか。
かなりヘビィなテーマであるけれど、それだけにしっかりと原作の本旨を掬ってくれれば、今までと比べるまでもない満足感を得られると思っております。
恐らく1クール全て使って、このシリーズが描かれます。
それでも時間は足りない気がします。
原作の持つメッセージをちゃんと扱って頂きたいなと1人の原作ファンとしては願っております。

さて第1話。
作画がメッチャ綺麗。
今までで断トツで一番良かったんじゃないかな。
1話に関しては、それだけでかなりの満足感を得られました。

土下座で頼んでみた

これを見たいがために、この記事のアップデートが遅れました(笑
3分ほどの短いアニメ。
原作は、なぜか持ってるんだなぁw
ふなつかずき先生の描く女の子、好きなんですよね。

内容とか非常にバカバカしいし、配信版とはいえ肝心の部分は隠れてるしで、見る必要あるのと問われると言葉に詰まるのが正直なところ。
それでも可能な限り見ていこう…かな。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

おじさんの世代のジャンプ漫画。
昔TBSで放送されていたアニメは、物凄く中途半端なところで最終回を迎え、リアタイで見ていた僕は大きなショックを受けたことを未だに覚えております。
というか根に持っています(笑
あの当時は続きを強く望んでいたものですが、まさか令和になって最初から作られることになるとは。
今度は原作最終回までをアニメ化してくれそうで期待してますが…「封神演技」のようなとんでも改悪だけは勘弁。

実際の出来に関しては、東映アニメーションなので正直期待していなかったのですが、思っていたよりはって感じでしょうか。
TBS版(当時も東映動画制作)と比較し、絵は綺麗になってますが、迫力が薄まったので、今後はそこにも期待。
CGに関しては、モンスターが画面から浮いてはいましたが、まぁ許容範囲…かな。
戦闘シーンでは活用できているように感じました。

とにもかくにも、今度こそ冒険をしっかりと終わらせてくだされば、言うことなしでしょうか。

憂国のモリアーティ

原作は途中まで既読。
(「ジャンプSQ.」購読を辞めてからは読んでいません。コミックスで追いたい気持ちはあります)

原作第1話はもう随分前、原作連載開始時に読んだので、まったく覚えていませんがアニメの第1話としては及第点の出来でしょうか。
(なんか偉そうな言い方ですね。ごめんなさい)

モリアーティの人となり、美学、仲間、どういう作品なのかが1話の中でしっかりと説明されていて、未読勢にも世界観を把握しやすい内容になっていたと感じましたね。
なんだったかの作品で「名探偵と犯罪者は瓜二つ」的な言葉を目にしたことがあります。
名探偵は犯罪者の心理や行動を分析して推理を展開する、つまりは、犯罪者に対しての理解者であると。
モリアーティは探偵のようなことをしてますが、彼は探偵とは違い「同じ犯罪者」として心理や行動を分析して推理している。
似ているようで異なるモリアーティの推理手法が、今回端的に表現されていました。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

ところで第2話の、かすかすと歩夢・侑が出会ったシーンを見て頂きたい。
侑がかすかすに「こんなに可愛くて」と褒めた瞬間に即反応する歩夢さん。
「え?侑ちゃん、私というものがありながら他の女に何を言うの?」という顔で侑を見ます。

照れるかすみんは、「見る目ありますねぇ」と返すと「え?そうかな」と侑。
歩夢さん、ここも反応を見せます。
「誰が見たって可愛いよ」という言葉には、大きく「ええ!?」と言っちゃっています。

気分を良くしたかすみんは2人を同好会に誘います。
「かすみん。最強に可愛いスクールアイドル同好会にしてみせますから」。
これに対する歩夢さんがこちら↓

「はっ。…可愛い…。だったらやろうかな」

ゲームの時から歩夢はあなたちゃん(侑)に恐ろしいほどの愛を見せていたと見聞きしてましたが、アニメでもそうなのねとなった瞬間でした。
よっぽど侑に「可愛い」って言われたいんですね。

この直後でも、「歩夢を応援したくて」という侑の言葉ににっこりスマイル。
すがさずかすみんが「それならかすみんもサポートしてください」と言えば「え?」と「なに言うのこの後輩(怒)」とでも言いたげなリアクション。

かすみんが「(中須さんではなく)もっと気軽に呼んでくださいよ」と侑に言えば、後ろから「だったら、かすかすだね」とNGワードをぶっこむ歩夢さん。
かすみんが嫌がっているのを知っていて敢えて言ったんじゃないかと疑いたくなるタイミングだったので、絵面ほどほのぼの感は覚えませんでした。

何が言いたいのかというと、歩夢さんの侑に対する独占欲、悪くない。
(1話に全く触れないスタイル)

終わりに

大変だった2020年も最後のクールになりました。
コロナには気を付けつつ楽しんでいきます。

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