「To LOVEる‐とらぶる‐ ダークネス」 第37話:メアの想いを表した助けに入るタイミングが素敵すぎる

この記事は

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」第37話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第37話「True character〜正体バレた!?〜」 感想

特にナナに進展があったという訳ではありませんでしたね。
メアとお静。
それと、メアとヤミに進展がありました。

この辺の下りは軽く感動を覚えました。
ヤミがこういう行動を示すとは予想してなかっただけに素直に感動しちゃいましたね。
ほっこり出来るシーンでした。

さて、そんな第37話。
簡単に感想を。

感想

過去最大級にハレンチ極まりない回でした。
今回のリトはちょっとラッキースケベとは言い難かったですね。
女子トイレのドアを開けちゃったり、開いている女子更衣室を覗いてしまったりと、「らしくない」点が多々見られました。
緊急時とはいえね。

前回に引き続き何故か女性の衣服しか剥ぎ取らない(男では校長のみという徹底ぶりw)等違和感もありましたけれど、バキューム君アンコウの”中身”には凄い納得しちゃいました。
自身のサイズ以上のモノをグングン吸い込んでいたアンコウ。
吸い込んだ物はどうしてるんだろうと思ったら、動力源が小さなブラックホールだったとはw
本当に唯のツッコミが正し過ぎるw
あまりにも危険すぎる物を「吸引力の為」に取り付けちゃうララも非常に「らしい」ですね。
その技術力を某ダイ〇ンに売ってあげれば良いと思います。

で、小さいとはいえブラックホールは超危険です。
全員無事に助かったのはミラクルですよね。
普通あんな近距離にブラックホールなんてあったら、一瞬で周辺のものは吸い込まれていてもおかしくないんじゃないでしょうか。
学校消失危機どころか、少なくとも彩南町全体の消滅危機くらいのヤバさだったんじゃないかな…。

それを救ったのです。
そりゃメアはヒーローですよ。
そうじゃなくとも、ナナの予測通り受け入れてくれるような生徒ばかりだったでしょうけれども。

メアが解決に乗り出さなければいけなくなったシチュエーション作りの為とエッチいハプニング作りの為。
あんこうは2つの役目をきっちりと果たしていました。
こういう細かい部分の構成が巧い作品だな〜と改めて感じました。

メアの想いを表した助けに入るタイミング

ただ、メアの助けに入ったタイミングはどうしてあそこだったんでしょう。
お静がダメだった後でも構わなかったと思うんです。
流れから言えば、お静ちゃんは制御に失敗してたら、そのまま存在が消えてしまっていたかもなので、「お静の失敗後」という選択肢は作劇上は無理なんです。
今作はあくまでもコメディですからね。そういったシリアスさは持ち合わせていないので。

だけれど、そういう事を考慮しなければ、お静が失敗後に助けに入ってもおかしくは無いんですよね。
何故にお静が奮闘している最中に助けに入ったのか…。

ちょっとした疑問ですけれど、過去を振り返るときちんと答えが用意されているのが凄い所!!
お静ちゃんがメアに警戒感を強めたのは第11話の事でした。
メアの存在を警戒しているモモたちの方を「心配しすぎじゃないかしら」と考えるほど、この頃のお静はメアにどちらかといえば好意的な意見を持っていました。
しかし、この回でメアの中に憑依して考えが一変。
危険な子として警戒する事になりました。

この時、お静はメアの中で消滅しかかったんですよね。
メアもお静が思念体であり、どうすれば消えてしまうのかを理解しました。
実際にお静に告げてますしね。
「あと一瞬わたしの身体から出るのが遅かったら消滅してたかも」と。

お静がどうしたら消滅してしまうのか知っていたメア。
思念体という一種のエネルギー体がエネルギーを急激に消費したらどうなるのかは、考えずとも理解出来た事なんでしょう。
だからこそ、あのタイミングだったんでしょうね。

お静を消滅させないために、その前に助けに入った。
正体を晒す事になっても。
この辺にメアの優しさというか、お静をどう想っているのかが表されていて、素敵な展開だったなと。

終わりに

今回で皆に正体が知れたメア。
お静との仲も修復して、次なるステップという感じでしょうか。
取り敢えず次回こそナナに本格的にスポットが当たりそうな予感がします。

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