このマンガがブレイクして!2014

はじめに

歳取ると月日が経つのが早くなるって言います。
最近妙に実感していて、知らない間に2014年になっていてビックリしてます。
いつの間に年を越したのか…。
って、半分冗談ですけれど、妙に早く感じてるのは事実です。
という事で、ちょいと時期外れですが今年ブレイクして欲しい漫画を挙げてみます。

題して「このマンガがブレイクして!」です(笑
パクリです。
ランキング形式に個人的に面白いと感じている作品上位10本を簡単な紹介文と共に挙げていきたいと思います。

条件としましては、
・連載2年未満
・メディアミックス展開無し(例外としてドラマCDは除く)
としています。
(「ボールルームへようこそ」入れたかったんですが、調べたらギリギリ2年超えてて泣く泣く断念)

また、「ブレイク」ってどういう事?というのは…。
……深く考えない方向で(汗
メディアミックスしたとか、人気に火が着いたとか…。
後者は微妙な表現ですし、既に人気作も含まれると思いますけれど…。
曖昧なふわっとした感じでw

最後に、もう1つだけ。
僕の観測範囲って非常に狭いです。
毎号買っている「週刊少年ジャンプ」、「月刊ジャンプSQ.」、「月刊少年マガジン」中心に考えています。
(今回「月マガ」からは該当ゼロですが)
知る人ぞ知る的な作品は多分ありません。ご了承下さい。

10位「チャリに乗れない!」

「高遠少年の事件簿」目的に導入した「マンガボックス」ですが、面白い作品が山ほどあるんですよね。
その中でもコメディを2本。先ずはこちら。

男子高校生4人が織りなす部活青春コメディ?
ギャグかもしれない。
ネタバレになるんで詳しく書けないんですが、正直設定がぶっ飛んでます。
どこにでもいるような普通の高校生なんですが、彼らは〇〇〇に乗れないっていうね。
タイトルでネタバレしまくってますけれどw

「ねーよ」というツッコミを的確に主人公がしてくれるので、ギャグが面白いです。
まだまだ始まったばかりですので、今年中に何らかの展開がというのは時期尚早でしょうけれど、笑える漫画としては貴重な存在になってくれそうです。

9位「ゆめくり」

ゆめくり 1 (アライブコミックス)

ゆめくり 1 (アライブコミックス)

……。
調べてたら、ドラマCDに付属でショートアニメがあったみたい……。
見なかった事にしよう。

去年末に2巻まで購入した作品。
温泉宿を舞台にした漫画で、一番の魅力は「女の子の可愛さ」ですね。

美少女だらけ。
イマドキの「萌え”アニメ”」が好きな諸兄には必読と言えるかもです。
詳しくは公式サイトで確認ください。
好みはあるでしょうけれど。

弱冠「漫画」は上手くないかなという部分も見られるんです。
その分ややマイナスなのですけれど、けれど、お話の雰囲気がまったりしていて良い感じ。
雰囲気と女の子の可愛さで元を十分取れるってなもんですよ。

「コミックアライブ」は「のんのんびより」から2作連続でアニメ放送が続いてますし、これもその波に…(笑

8位「この音とまれ!」

この音とまれ! 1 (ジャンプコミックス)

この音とまれ! 1 (ジャンプコミックス)

「SQ.」1作品目。
筝曲部を舞台とした漫画で、それなりに知名度は上がってきたんじゃないかなと最近実感してるんですけれど、どうなんでしょう。

この作品の肝はやっぱりストーリーですね。
考え方も動機も何もかもバラバラだった生徒が、少しずつ連帯感・仲間意識を芽生えさせ、一つの目標に向かって邁進していく。
そういうスポ根のノリをそのままに、しかし、爽やかかつ感動的に仕上げている。
女性作者(だと勝手に思ってるんですが、実際分からんです)独特の感性と優しいタッチが「青春の清々しさ」を作品に与えてるという印象を持ってます。

もうじき連載2周年。
そろそろ何らかの展開を期待したいところです。

7位「てとくち」

てとくち 1 (ジャンプコミックス)

てとくち 1 (ジャンプコミックス)

「SQ.」その2。
手と口。
寡黙な美女剣士と口達者な少年コンビが様々な依頼を解決しつつも大きな陰謀に巻き込まれていく、江戸時代を舞台にした人情活劇。

紹介する時も、手と口に分けた方が良さ気ですので、分けてみます。
先ずは手の方を担当しますは花村里江。
この作品のアクション面を担っている彼女の剣戟シーンは、本格的な剣術漫画にも引けは取らないんじゃないかな。
しっかりと絵で魅せてくれます。

続いて口担当の大黒屋周助。
VOMICの時のキャストが阪口大助さんだったんですね。
聞いてませんけれど、イメージしやすいw
なんてピッタリなキャスティングなんでしょう。
非常によく喋る少年で、普段は明るいんですけれど、洞察力が図抜けている。
まるで推理小説でも読んでるかのような彼の話術が、どんどん話を展開させていくんですよね。
彼がこの作品の物語部分を面白くしているんです。

基本1話完結で進む物語は、様々な事件を解決する人情味に溢れたイイ話。
その裏で、少しずつ明かされていく大きな謎。
最近この謎の部分に大きく興味が引かれていて、非常に先が楽しみになっております。

作画を担当されている河下先生は「いちご100%」のイメージが強いんですが、良い意味でイメージをぶっ壊してくれてる感じ。
美人な里江は当然として、周助がとっても格好良いんですよね、これが。
事件の核心に迫ろうとする周助の格好良さもこの漫画の魅力の1つです。

6位「あらいどき。」

「マンガボックス」その2。
誰もが知る妖怪小豆洗い。
水木しげる先生の絵で有名かもですが、ちょっと不気味な顔をしたお爺さん姿の妖怪。
主人公の少年・新井和時は、そんな妖怪・小豆洗い。
そんな和時君のクラスに聖美春という美少女が転校してきて…。

ぶっちゃけ、くだらなすぎて大笑い(笑
美春が実は天使で、悪魔(妖怪)である和時を退治しようと奮闘する様を描いたコメディです。
小豆洗いという、妖怪の中でも滅多に前に出て来ない地味なキャラを使って、ここまで面白い話が展開できるのかという衝撃。
すぐにネタ切れしそうなのがちょっと怖いですが、そこは気にしない。
毎週更新を楽しみにしてる漫画です。

5位「γ-ガンマ-」

γ─ガンマ─ 1 (ジャンプコミックス)

γ─ガンマ─ 1 (ジャンプコミックス)

「SQ.」3つ目はヒーロー漫画。
最初は色々なヒーローの悩み相談を描いたオムニバス形式の連作短編形式を取っていました。
主人公のユリが「引退した元史上最強ヒーロー」なので、「ヒーローの気持ち」が分かるんですよね。
それを有効活用して、姉であるミユキと共にヒーロー向けの相談課で仕事を熟していくという体を取ってました。

その頃も十分面白かったんですが、ここ最近変わってきました。
連作短編という形式はそのままに大きな陰謀との戦いを描くシリアスな物語が描かれ始めて来て、作品全体に漂う緊迫感が増してきました。
ヒーローも人並みに悩みを抱える人間だから、当然死んじゃうよねという部分が描かれてしまったので、巨大な悪にいつ殺されてしまうか分からない緊張感が生まれて、ハラハラしつつ読んでいます。

新しいタイプの「ヒーローを描く」漫画。
興味がありましたら是非に。

4位「ワールドトリガー」

ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックス)

ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックス)

現在「週刊少年ジャンプ」非アニメ化作品、イチオシ作品。
物語的にはまだまだ序盤で、ようやくここ最近最初の山場に差し掛かってきたかなという感じですけれど、非常に面白い。
ちょっとキャラが弱いかなとも思うんですが、物語の先の読めなさがフォローしています。

この漫画の面白い所としては、あとはバトル面でしょうか。
戦略性の高いバトルを描けるという意味で、単純なパワーバトルを嫌う方には持って来いかもしれません。

生き残り競争が激しい「ジャンプ」の中で、無事に軌道に乗った感のある本作。
いよいよ物語は本格的に動き出しそうなので、今年来年と更に面白くなっていきそうな予感がします。

3位「ワンパンマン」

ワンパンマン 01 (ジャンプコミックス)

ワンパンマン 01 (ジャンプコミックス)

記事にしたばかりですが…。
リメイク版の方がまだ連載してから1年少しなので組み込んじゃいます。

前回の記事では省いたのですが、主人公のサイタマって「最強系主人公」じゃないですか。
全く苦戦しない位ぶっちぎりの強さを誇っている彼。
そんな彼を今後も苦戦させてはいけないと思うんです。
言い換えれば、「サイタマのパンチ一発で倒れない敵」を作ったらお仕舞いかなと。

そういう敵を創った時点で、この漫画の良い所・オリジナリティが崩壊しそうなんですよね。
調べたところONE先生は既に最終回までのプロットを作った上で、現在原作を連載されているようなので、あまり心配はしてないんですが…。
村田先生のリメイク版が人気が出た(コミックスが売れた)という事で引き延ばされ、編集のテコ入れで「サイタマより強い敵」が出て来るような事にならないようただただ祈るばかりです。
まあ、杞憂でしょうけれど。

あと、女の子が可愛い(重要な事なので繰り返しました)

2位「七つの大罪」

七つの大罪(1) (講談社コミックス)

七つの大罪(1) (講談社コミックス)

既に「大人気」な気がしないでも無いのですがw
「このマンガがすごい!2014」オトコ編5位に入ってますしね。
「週刊少年マガジン」連載のバトルファンタジー。

これぞ王道少年漫画というのが、非常に心地いい。
奇を衒わずに作られた漫画が、ここまで面白く読めるというのは奇蹟に近いかもしれないというと大袈裟でしょうか。

こんなに面白いのはきっと鈴木先生がノリノリで描かれてるからなのかもですね。
「ライジングインパクト」の頃から西洋甲冑に身を包むガウェイン達が頻繁に描かれていましたし。
調べますとデビュー作含め初期は

中世ヨーロッパ的な世界観のファンタジー漫画

だったようですから、まさに「待望」の連載なのかなと。
なんとなく鳥山先生テイストも感じられて、余計に僕の感性にフィットしているのかもしれません。

1位「はねバド!」

はねバド! (1) (アフタヌーンKC)

はねバド! (1) (アフタヌーンKC)

2月に2巻が出るよ(宣伝)

「パジャマな彼女。」等の濱田先生が講談社に移って連載しているバドミントン漫画。
これはもう絵で嵌ってしまった漫画ですね。

昔々の古い表現を取り入れて、絵(キャラ絵や吹き出し)をそれに合わせているという印象で、凄く「漫画を読んでる感」を味わえたんですよね。
この感じは多分人にお伝えできるような事ではないと思いますし、僕の下手な文章力では全く伝わらないでしょうけれどw
正直この感覚は「パジャマな彼女。」の時には感じなかった点。
個人的にすんごく魅力的に思えている部分ですね。

ストーリーに関してはまだまだ導入部で何ともというのが本音なのですが、スポーツ漫画としては教科書通りの筋道を通っているので安心して読めています。
こっから変な方向に脱線される事は、まあ無いと思いますし。

あとはそうですね。
羽咲綾乃が個人的にツボ。
見た目も然ることながら、キャラクターが愉快。
臆病で人見知りで声が小さい。
ぽわぽわした小動物みたいな感じの子。
読んでいて面白いんですよね。

大きな期待感を込めて1位にしてみました。

まとめ

選考基準を1つ忘れてました。
・女の子が可愛い
重要です!!(最近こればっかりだな…)

いるかどうか分かりませんがこのブログに女性の訪問者様がいたらドン引きされてますね。
確実に。

閑話休題。
順位ってあまり付けたくないんですが、今回頑張ってみました。
一応差は付けてみましたが、僕の中では超絶僅差で、10位も1位も大きな違いは無いんです。
どれも面白いので、もしも興味が湧きましたら読んで下さると嬉しいなって。

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