「約束のネバーランド」アニメ第2期 アニオリ展開に「何故⁉」

この記事は

アニメ「約束のネバーランド」第2期の感想です。
ネタバレあります。

何故だ⁉

正直困惑しています。
つい先ほど録画しておいた第2期第4話を視聴しました。
3話の時点で「ユウゴどこ????」と軽いパニックになってましたが、4話に入って本格的に原作の展開から外れてしまいました。
アニメオリジナル展開になるのか…。
迂回しつつも原作に戻るのか。
まだ現時点では何とも言えませんが、もしもこのままオリジナル展開のまま突き進むのでしたら、ちょっとやめて欲しかったなというのが僕の本音。

だって、それは1期で感じたアニメ版の良さを潰してしまうから。

オリジナル展開の利点

今回シリーズ構成に原作者の白井カイウ先生がいらっしゃっているので、この展開も先生立案の可能性が高いです。
原作を終えた今、改めて全体を再構成する上で物語の展開を変更されたのかもしれません。
イベントの順番や仔細こそ異なりますが、4話で描かれていた展開の多くは、原作にあるもの。
アニメ用に構成を練り直しただけと捉えるのが、最も素直な解釈なのかもしれない。

何故再構成をするに至ったのかは不明ですが、個人的に再構成した「効果」は現れていると感じます。
やはり大きいのは、緊迫感が段違いに上がりました。
この後が原作勢すら見えてこないというのもそうなのですが、それ以上に「全員で逃げ続ける必要性」が出来たからです。

敢えて原作のネタバレに踏み込みますが、原作ではシェルターにほぼ全員を残して、大人で脱走者のユウゴと共にエマとレイが旅に出ます。
目的地は、4話でミネルヴァによって示唆された「人間界への手がかりの眠る地」。
この時点でユウゴは味方とは言えない立ち位置におり、エマとレイは鬼は勿論ユウゴをも警戒しつつの旅をすることになります。
他のメンバーは、シェルター内でお留守番。
アニメでも描かれているように自給自足の成り立った安全快適なシェルター、かつ、鬼が近寄らない場所な為に、危険度は殆どゼロ。
その為暫く留守番チームの出番は無くなります。

早い話が「GF脱出編」に比べるとスリルが減ってしまっているんですよ。
この作品で最もスリルが出るのが、「エマとレイ以外の家族」が危険に晒されることです。
主役級であるエマとレイは簡単には死なない。
けれど、他の家族は違うよね。
1話でコニーが呆気なく殺されてしまったように、幼い子供であろうと容赦なく殺してくる作品です。
彼らが安全地に隠れていると作品全体のスリル感が激減するのです。

そういった意味では、原作の脱出後はエマ達が「誰も死なないよう」最大限に配慮しつつ行動している為、緊迫感の薄まった展開が続きました。
緊迫感が薄いと言ってもあくまで「脱出編」に比べて…ですが。

安全なシェルターに「死んでしまう可能性のあるメンバー」を置いておけなくなった。
誰がいつ殺されてしまうかもわからない不安定な世界に投げ出されてしまったのです。
アニメ版オリジナル展開によって、原作以上の緊迫感が引き出されたのは確実です。

しかし。
しかしですよ。
僕が見たかった「ネバラン」アニメ第2期は違ったのです。

期待していたのは「原作通りのレシピで作られた味の違う料理」

アニメ第1期は本当に見事と言うほかありませんでした。
お話を知っている。この後どうなるのか分かる。
原作勢ならば当然なのですけれど、それなのに「来週が気になる!」というワクワク感を毎週味わいつつ楽しめたのです。

これは凄いですよ。
キャストの熱演。(ノーマン役の内田真礼さん凄すぎた)
演出の妙。

原作をなぞりつつ、アニメならではの味を武器にして、原作勢をもワクワクさせる。

「マンガのあのシーンが、こうなるのかぁ」という楽しみ方。
予想を遥かに超えたクオリティに震えられる喜び。

原作ファンならではの楽しみ方がありました。
だからこそ、2期もそれを味わいたかったのです。

上述のように「脱出編」に比べて緊迫感の薄れた原作を、アニメではどう料理してくれるのか。
材料とレシピは同じでも、味付け一つで別の料理のように味わわせてくれることへの期待感があったのです。

だからこそ、まさかレシピを変えてくるとは思っても居なくて。

そりゃ戸惑いますって。
とはいえ、今後次第なところもありますよね。
レシピを変えて原作を超えた料理が出てくる可能性だってあるんです。
白井先生が噛んでいるのだから、その可能性はむしろ高いとも言えそう。

果たして5話以降どうなるのか。
シェルターに「HELP」の書き文字が残されていた以上は、ユウゴ登場の布石はある。
原作に戻るのかもしれない。
それにしても「第2のシェルター」は必要になってくるので、そこをどうするのか。
なによりもエマとレイ以外の子供たちをどうするのか。

色々な意味で目が離せなくなりました。

終わりに

まさか原作完結後もまたこの作品の先の読めなさに頭を悩ませる日が来ようとは…。
油断ならない作品ですね。

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