もう来てる!!未アニメ化ラノベ大賞2020

はじめに

僕個人の好みに選るラノベランキング。

もう来てる!!

普通この手のランキングならば、「次に来る」とか「新作」を強調するのが定例ですが、そんな強い言葉は使えません。
なんたって胸を張れるほど本数を読んでないからです。
僕が読んでる作品数なんて、たかが知れていて、しかも大抵が既に売れている作品。
嘘でも「次に来る」や「新作ラノベ」なんて言葉は使えませんでした。

それでも、ランキング記事を作りたい!!ということで、こういう中途半端な括りになりました。
さて、ルールですが、言葉通りです。
アニメ化がされていない、または、公式発表されていない作品が対象になります。
「弱キャラ友崎くん」のように公式発表が既にされているものは、今回は対象外としています。
これに加えて、シリーズ継続中を挙げておきます。
「29とJK」は惜しまれながら完結してしまいましたので、対象外です。

対象作品も予め書いておきましょう。

■ 幼なじみが絶対に負けないラブコメ
■ 教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?
■ 俺の女友達が最高に可愛い。
■ 女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話
■ 錆喰いビスコ
■ スパイ教室
■ 生徒会探偵キリカ(シリーズ)
■ 声優ラジオのウラオモテ
■ 世界一かんたんなヒロインの攻略しかた
■ 探偵くんと鋭い山田さん
■ 千歳くんはラムネ瓶のなか
■ 隣の席になった美少女が惚れさせようとからかってくるがいつの間にか返り討ちにしていた
■ 友達の妹が俺にだけウザい
■ 友人キャラは大変ですか?
■ ライアー・ライアー
■ 両手に妹。どっちを選んでくれますか?

この中からトップ5を挙げます。
その前に、選外でも一言書きたい作品のコメントを書きます。

選外作品へのコメント

泣く泣く選外とした2作品のコメント。

「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」

実は1巻発売直後には読んでいた作品。
これまで感想は書いてきませんでしたが、簡単に感想を書きますね。

「このラノ」新作部門2位に入った世間での期待作に恥じぬ作品であると、僕も思っています。
人間らしい裏も表も持ったキャラクターが「頭空っぽで読めるラブコメ」の枠に収まらない骨太の物語を展開していて、読み応えがあります。
基本的にはハーレムものであるのだけれど、良い意味でハーレム展開をぶっ壊すヒロイン同士の争いは、タイトルから想像できる通りの面白さを味わえます。
1巻の予想を裏切るクライマックスを頂点に2巻3巻とパワーダウンが否めなかったものの、4巻から再加速したので、正直ランクに入れようかどうか迷いました。
今後の期待としては、メインヒロインである黒羽のキャラとしての面白味が大きいので、彼女を徹底的に窮地に陥れて欲しい(笑
4巻でそれを再認識しましたので、黒羽を追い詰めるをキーワードに展開してくれたら嬉しいかな。

「女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話」

エロ過ぎる。
直接的な描写が無いのに、凄いエロいです。
少年向けのラノベでここまで官能的な作品はアリなのね。
元々同人で刊行している作品のようで、そちらはもっとエロいらしいですが、商業版もなかなかです。

でも、今作の面白さのポイントはそこじゃない。
ただただ純粋な愛が行為の裏側にあって、女の子が溺れるまでが生々しく描写されているところがポイントですね。
読者サービスとしてではない、作品に必要なエロとして機能していて、2人の女の子の恋愛劇に見惚れてしまいました。

No.5 「ライアー・ライアー」

窮地からの大逆転劇というカタルシスを覚えやすい熱い展開をしっかりと描いてくれる作品。
オリジナルゲームの構築と必勝法(攻略法)を予め練っているからこそ出来る業ですね。
特に3巻、4巻の上下巻は必読。
徹底的に追い詰められた末に、どうやって逆転をしていくのか。
キャラクターの背景とルールの穴を突いた痛快なドラマに興奮させられます。
ラノベらしい舞台設定とキャラクター配置をさせつつ、物語にも力が入っている点で、ラノベ好き万人にお勧めできる作品です。

ライアー・ライアー(1) (MF文庫J) [ 久追 遥希 ]

No.4 「錆喰いビスコ」

オリジナリティとそれを活かす筆致は、頭一つ抜きんでている印象。
荒廃した世界観に菌類は相性が良いだけに、キノコを駆使して戦うということへの説得力が凄い。
まるでハリウッドの超大作映画かのような壮大なスケールで描かれるアクション活劇は、読み応え抜群です。
というか、そのまんまハリウッドで実写映画化しても面白いと思うの。
シナリオを変に改変しなければ、世界規模で大ヒットするんじゃないかな。

ラノベとしてはややキャラクターが弱いと感じるのですが、それを補って余りある骨太のストーリーに惚れました。

錆喰いビスコ

No.3 「生徒会探偵キリカ(シリーズ)」

4年半もの長期間発売が止まっていたのですが、この春待望のリブート。
無印の続編(完全なる続き)として新シリーズが始まりました。
強烈なキャラがハイテンションの会話を繰り広げ、せせこましい事件の謎を解く。
日常ミステリとラブコメディが絶妙なバランスで描かれています。

個人的に感動したのは、体育祭編の6巻。
体育と推理という相性があまりにも悪い組み合わせを見事に掛け合わせていて、1つの長編ミステリとしての着地の綺麗さに唸らされました。
基本的には、ミステリはそこそこにハチャメチャな会話劇を楽しむ作品なのですが、時折意表を突く展開があるので油断なりません。

シリーズとしては長期間に及んでますが、まだアニメ化されていないので、3位に挙げます。

No.2 「千歳くんはラムネ瓶のなか」

リア充の青春群像劇。
リア充にはリア充の悩みがあるという切り口で、「本物のリア充」達の高校生活を描いているのですが、これが面白い。
非リア充代表の僕が面白いと感じるのだから、これは本物ですよ。

本物のリア充は、スゲェ良い奴らというけれど、納得しかないですね。
「何故本物のリア充は、良い奴らなのか」という疑問に対する理屈がスマートで、秒で説得させられちゃいます。
そりゃそうだと頷くしか無いし、だからこそ、その原理で動いている彼らの物語にも簡単に没入しちゃう。
やってることは熱いんだけれど、押しつけがましくないから爽やかに感じるのも、リア充だからこそか。

地に足の付いたキャラクターとリアリティある舞台設定。
そこから紡がれるエンタメ感いっぱいのドラマは、読み応え抜群です。
瑞々しくも清々しい読後感を味わえる作品。

千歳くんはラムネ瓶のなか

No.1 「スパイ教室」

裏のウラを読む情報戦。
特殊な能力を駆使した肉弾戦。
頭脳明晰な相手を欺く知略戦。
フィクションの中のスパイに抱く願望の全てを叶えてくれる至高のシリーズ。

プロットの緻密さ、読者を騙すアイディア(トリック)の秀逸さと、それらを十全に活かしたストーリーの面白さは白眉。
ラノベならではのキャラクターの魅力までもトリックに組み込む手練れには、本当に脱帽させられます。

これほどまでにワクワクドキドキ出来る作品もそうはありません。
騙されないぞと用心してても術中に嵌っちゃうから、ミステリ好きとしては嬉しくてたまりません。

このクオリティを維持してくれるのであれば、世界取れるんじゃないかな。
いやマジで。
そのレベルで凄い作品だと思ってます。

スパイ教室

終わりに

キャラクターと物語の両方が高いレベルにある作品を選んでみました。
ただ、選外の作品も皆面白いんですよ。
幸運なことに、本稿で挙げた作品の殆ど(全部じゃないです)が個人的には当たりで、それぞれに魅力がある作品たち。
どうか一作でも多く、メディア化されれば幸いです。

ついでと言っては何ですが、「良きアニメ化」されると尚良しかな。

そんな訳で、ここいらで終わらせていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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