2021年冬アニメ第1話感想大会

この記事は

2021年冬アニメ第1話の感想です。
今回も視聴した作品のみの感想になります。

はじめに

2021年になりましたが、コロナはいつ終息するんでしょうね。
いい加減日常を返して欲しいものです。

さて、冬アニメもやっと出揃いました。
視聴予定だった作品の第1話を見終わましたので、恒例の感想を書かせてもらいます。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2

P.A.WORKSが制作協力に回って、制作はゴンゾを引き継いだスタジオ KAI。
スタジオ KAIとしては、今作が初の元請け作品となるっぽいですが、実に不思議な体制に映りました。
何らかの事情で制作スタジオが変わることはままありますが、前期のスタジオが関わりつつ他のスタジオがメインに入るというのは、初めて見たケースです。
P.A.WORKS忙しいのかな?

取り合えず本編。
主要スタッフはそのままで、主人公がトウカイテイオーにバトンタッチ。
ノリは1期のまんまって感じでしょうか。
ただ、テイオーが可愛かったので、1期よりは楽しんで見れそうな気配。(スペをdisってる訳じゃないです。)
未だに理解が追い付かないレースを勝ったウマ娘によるレース後のライブシーンだけれど、「故障か⁉」と疑うシーンを挟んでいたのは、特に理由は無いんだけれど良かったなと。

EX-ARM エクスアーム

原作作画の古味慎也先生の絵に惹かれて、放送を楽しみにしていた作品。
コロナ禍の影響で延期されていましたが、この冬満を持しての開始となりまし……た?

そうそう。
古味慎也先生って桂正和先生の元アシスタントだったようですね。
道理で。
女の子のタッチに桂先生の面影があって、凄い納得でした。

感想はこんなところかな。

 

……。
現実逃避は良くないね。
twitterで毒を吐いたので、特に語ることは無いんですけれど、一言でいうと「最悪」でした。

シナリオ、構成、キャラデザ、3DCGの技術レベル、演出、コンテ。
どれをとっても良いところが見られなかったです。
CGなのに安定しない作画、何をしているのか分からないアクション、そもそも動きが不気味だし。

専門学校生の卒業製作レベルという感想を見かけましたが、個人的にはその感想は専門学校生に失礼かなと。
プロの仕事として、ここまで酷い作品は初めてでした。

生意気言って申し訳ありませんが、これが僕の本音です。
もう見ません。

怪物事変

クオリティ高い。
キャラデザ最高ですね。
藍本先生のタッチを忠実に再現できてる。
是非「保健室の死神」もこのスタッフでアニメ化おねがいしゃす。

やや脱線しましたが、兎に角作画が良かったですね。
最近諏訪部順一さんのイケボに惚れ惚れしてるのですが、隠神役もピンズド。
作画が最高で、キャストも嵌っていて、シナリオは原作準拠(確か。)。

幸先の良い第1話でした。

五等分の花嫁∬

うわぁ、キャラデザが原作に近くなってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。
もうそれだけで満足感が高い。
非常に楽しく視聴出来ました。

恐らく原作最終回までアニメ化してくれると思いますが、最後までテンションを維持したまま視聴を出来そうです。

弱キャラ友崎くん

読んでいるラノベの中でも面白さがトップレベルなので、アニメにも大いに期待を寄せていました。
第1話は僕の期待に応えてくださったので、視聴後の幸福度は高かった。
キャラデザも脚本も良かったのだけれど、特に白眉だったのは、キャスト陣かな。
佐藤元さんと金元寿子さんのメイン2人は、それぞれ役にピッタリですね。
佐藤さんのボソボソとした陰キャ喋りは、まさに友崎って感じ。
ここから、葵とのレッスンでどこまで変わっていくのか。ビフォーアフターを楽しみたい。

キャストで言えば、セリフが無かった水沢にも期待大ですね。
島﨑さんとか、間違いなくドハマりなキャストでしょう。
余裕で脳内変換出来ますもの。

原作ファンだとキャストが気になってしまうものだけれど、今作に限っては安心して視聴できそうです。

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

作画と演出がイマイチかなぁ。
実のところ、原作もイマイチで…。
物語というか、これは単純に好みの話になるんですが、字の文が「語り部調」なんですよね。
お父さんお母さんが小さいな子に絵本を読み聞かせているかのような文章だから、ただただ世界観に没入し辛い。
ギャグも寒い感じになってて、続刊を読むのは厳しいなと思っていました。
アニメは、なんとなく原作の合わなかった部分をそのまま映像にしてしまった感を覚えました。

まぁ、今作に初めて触れた媒体が臥待先生のコミカライズだったのが良くなかったのかも。
絵のかわいらしさ、漫画としての読みやすさ、ギャグの間の絶妙さ。
あまりにも出来が良すぎた。
この最高のコミカライズが比較対象になってしまってるので、原作ですら僕の中であまり評価出来なかったのかもです。

Dr.STONE STONE WARS

第1期のあらすじを入れつつ、ストーンウォーズの開幕の狼煙を挙げた第1話。
あらすじ部分はちょっとばかり無理がありましたが(笑)、それでもシナリオに溶け込まして来てたかな。
全11話と少し短い話数ですが、その分きっちりと過不足なく決着まで描かれるのでしょうね。

のんのんびより のんすとっぷ

第3期なのん。
冒頭の美しい風景描写からの何気ない朝の風景。
セリフなしで描かれる一連のシーンで、グッと意識が吸い込まれますね。
れんげが手に掬った水の作画が美しすぎて言葉がありません。

何も変わらない、いつも通り・今まで通りが、とてつもない安心感を与えてくれます。

取り合えずガマガエルのあんよが上手ごっこはやめて差し上げてw

約束のネバーランド Season 2

とんでもないクオリティで原作ファンですら毎週ハラハラドキドキさせてくれた第1期。
第2期は、原作の物語的にもやや落ち着いて進行する部分なので、どのように調理してくれるのか期待しています。

第1話は、割と淡々と進んだかなという印象。
構成をいじって、冒頭で「野良鬼に襲われて逃げ惑うエマ達」というシーンでひきつけておき、時間軸を戻して語りだすということはされていましたが、それ以外は普通に描いていたかな。
ただ、「助けられてから一転・助けてくれたのは鬼だった」という不穏感を強調した引きは流石。
思わず続きを見たいなという気にさせられます。

ゆるキャン△ SEASON2

これまた流石の第1話。
心落ち着くBGMと綺麗な風景。
うううん。癒される。

1期1話とAパートを比べると、りんの成長が物凄いことが分かりますね。
誰もが最初は初心者。
彼女も最初は失敗ばかりだったのですね。

「はじめて」を最初に持ってきてくれたことで、気持ちを改めて2期のスタートを切れた思いです。

ワールドトリガー 2ndシーズン

放送前に3期が決まって、久々の第2期は1クールらしい。
ということで、第1話。
主人公コンビが出番無しで笑ってしまったw
(過去の「ジャンプ」を漁って「ガロプロ編」をざっと見返したのですが、これ主人公コンビ2期は出番ゼロなのでは⁉)
主人公チームがランク戦でスタンバっている間、基地では大変なことになってましたよって話。

キャラクターが大勢出てくるので、ガチバトルのシリーズに入ると「戦争してるんだ感」が増大しますね。
総力戦という訳では無いけれど、それに近い戦力で敵を迎え撃つという展開になるので、俄然燃えます。

ワクワク感いっぱいの第1話でした。

ワールドウィッチーズ発進しますっ!

ギャグのショートアニメシリーズ第2弾。
原作漫画、監督、キャラデザ等々は前作と一緒だけれど、今回の1話は別物のように面白さを感じなかったなぁ。
前回は毎回腹抱えて笑えたのですが…。
まだ1話だしね、その辺は追々かな。

お話としては、これ原作通りなのかな?
折角なので、502部隊も1話で顔見せが欲しかった。

ワンダーエッグ・プライオリティ

2021年1月15日午後9時30分追加。
普通に書き忘れ。

野島伸司さんと言えば、連続ドラマ界の巨匠。
「愛しあってるかい!」のような明るいラブコメや「101回目のプロポーズ」のような純愛ドラマを書く一方で、「高校教師」や「家なき子」(企画・原案)シリーズなど現代社会の暗部をガッツリと取り上げる作風も得意としています。
というか、僕のイメージは丸っきり後者。
子供の頃に母と一緒になって「愛しあってるかい!」や「101回目のプロポーズ」を見て育ち、これらのドラマは好きだったのですが、脚本という仕事自体を意識してないというか、知らなかった頃。
なので、「脚本家・野島伸司」のイメージって、もう少し後の作品、つまりはドロドロした暗いドラマを主流としていた頃で固まってしまいました。

苦手なんです。
暗いお話。
だから、キャスト(しゅかしゅー)目当てで見るにはハードルが高かったのですが、作画も良さそうだったので様子見で視聴。

案の定、いじめや自殺、引きこもりをガッツリと取り扱った暗めの設定。
しかも「世にも奇妙な物語」を彷彿とさせるような不気味な世界観。
視聴継続をするか否か迷いどころですが、光明も見えているので一先ずは継続します。
お目当てがまだ出てきてないのに、視聴を切っちゃうのも違いますしね。

日本の連ドラでは難しいホンなので、そこはアニメらしさが窺えて良かったなと。
このまま結末もドラマでは難しい、アニメならではのもの(って何だ?)を期待。

終わりに

視聴本数だけは多いな。
その反動なのか、やたら感想が適当なのはなんとかしないと。
続編モノが多い中、「怪物事変」と「友崎くん」の奮闘に期待。
(「リゼロ」は後半クールなので省きましたが、スタートダッシュが完璧に嵌った1話でした。)

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