「ラブライブ!」シリーズの挑戦 9からの脱却

この記事は

「ラブライブ!」シリーズについての考察です。

まさかの10人目の衝撃

あくまでもAqours一筋の僕なので、それ以外のシリーズの情報に気づくのは相当遅いのですが、最近驚いたことがありました。

「虹ケ咲学園スクールアイドル同好会」に10人目が新加入したというニュースです。
10人目は、1年生の三船栞子。
どうもスクスタの初期からメインストーリーには登場していたキャラのようですが、この度正式に新メンバーとして迎えられたようで。

なんともまぁ驚きました。
シリーズの初期からのファン程驚くべきニュースだったんじゃないでしょうか。
基本「ラブライブ!サンシャイン!!」からシリーズに触れてきた僕ですらインパクトが大きかったのですから、μ’sから追っかけている方々の驚きは僕の比じゃ無かったことでしょう。
というのも、公式が9という数字に相当の思い入れを抱いていたからです。

公式の9への愛着。

2019年。
シリーズが9周年を迎えました。
通常であれば公式サイドが際立った動きを見せない中途半端な周年の祝いに、しかし、シリーズの公式サイトは大きく動き出しました。
専用のサイトまで立ち上げて、かつてない規模で様々なイベントを実施。

専門雑誌の創刊、ラジオ番組の開始、新ゲームの稼働。
中でもμ’sの再始動は目玉企画でした。
ニューシングルの発売は、μ’sファンを大いに沸かせました。

そして、なんと言いましても「ラブライブ!フェス」の開催ですね。
3つのグループが初めて1つの舞台に立つという夢のような2日間。
そこで流れたOPムービーも9であることを強く強く意識づけるものでした。
虹ケ咲だってこの中に含まれていて、9人であるという共通点をアピールしていました。

ちなみに2020年の今年は10周年。
コロナの影響もあったのかもしれませんけれど、特に際立ったお祭り感はありませんでした。

9周年一区切り説

「ラブライブ!フェス」で匂わされ、その後の公式twitterで明言された「ラブライブ!スーパースター!!」は、「虹ヶ咲」より前にファンを震撼させました。
誰もが9人いると疑わなかったメンバーが、たったの5人しか発表されなかったのです。

この点については未だ数々の憶測が流れています。
見たところ、今後段階的に残り4人が発表されるんじゃないかという意見が最も多いかな。
5人のままという意見は少数派で、ここからもファンが「ラブライブ」=9人グループという認識を強く抱いていることが窺えます。

綺羅星新グループが5人のままなのかはまだまだ分かりませんけれど、個人的にはメンバーは増えないんじゃないかと考えています。
敢えて大事にしてきた9人という数へのコダワリを捨てたことで、今までとは異なる「ラブライブ!」を展開させるという強い意思表示に思えたからです。

もう1つのシリーズのキーワードである「廃校」も今回無いこともポイントなのかもしれません。
今回の学校「私立結ヶ丘女子高等学校」は、新設校。
「第1期生」となった彼女たちの物語が展開されるようで、「廃校」とは真逆の設定になっています。

μ’sが廃校の危機から救い出し、Aqoursは残念ながら廃校を迎えてしまった。
「やり尽くした」設定からの脱却は、一新を強く意識させるには十分な要素です。

公式としては、「9周年」とそのフィナーレを飾った「ラブライブ!フェス」を1つの区切りとしていたのかもしれませんね。
9を盛大に祝うことで、9とのお別れを示したのかもです。

「虹ケ咲」の話に戻ります。
アニメ放送を控え、まだまだ今後続いていくことが明らかな「虹ケ咲」。
このタイミングで1人増やしたのは何故か?

これまた「9周年」が影響していたと考えると、個人的にはすんなりと納得できるんです。
9周年前から始動し、9周年後からが本番ともいえる「虹ケ咲」。
9周年前後で違いを見せることで、「虹ケ咲」もまた新しい「ラブライブ!」シリーズを担う象徴にしたかったのかなと。

実際、見える景色が変わりましたよね。
声優さんたちも9人で活動を続けて来たのに、10人目が加わって、戸惑いがあるかもですし、なんならファンにも反対派がいるようで。
(どうも三船栞子って「敵役」的なポジションだったらしく、一部から良く思われていないらしい)
「個人活動」だからこそ許された展開とも言えそう。

アニメで「10人目」がどう活かされていくのかを含めて、今までにないストーリー展開が期待されます。

札幌含めて5大ドームだよね…

9人という常識から逸脱したことで、「虹ケ咲」も「スーパースター!!」も内容が全く見通せなくなりました。
「虹ケ咲」に関しては、アニメでグループを結成するんじゃないかとか妄想してたのですけれど、その線はこれでほぼ消えたのかな。
グループにしちゃったら既存のグループとの差別化が出来なくなりますからね。(例え10人グループにしたとしても、大きな違いは出し難い)
個人で活動しつつ、9人(だか10人だか侑を含めた11人)の物語は、今までにないものになりそうです。

最後に、大好きなAqoursについても触れましょう。
アニメ終了を機に、解散という選択肢を放棄したことで、彼女たちもまた「μ’sとの違い」を明確に打ち出してくれました。
細部は異なっても、μ’sが切り開いた道をなぞってきたAqours。
(勿論ライブツアーなど彼女たちが新たに作った道があったことは言うまでもありません)
来月から始まる5大ドームツアーを皮切りに、どんな新しい景色を見せてくださるのか。
1人のファンとして非常に楽しみです。
願わくば、アニメ3期という新しい展開を期待しつつ、筆を置かせていただきます。

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