世界一早い「劇場版 名探偵コナン 紺青の拳」興行収入予想

この記事は

日本一早い「紺青の拳」興行予想です。

はじめに

今年も「劇場版コナン」が日本アカデミー賞のアニメーション部門にノミネートされました。
シリーズ初の受賞なるか?
正直権力もなんも無い賞なので、逃したとしても痛くも痒くもないんですが、とはいえ逃したら逃したで悔しいというねw
日テレが噛んでいるという理由で「未来のミライ」が最有力なのでしょうけれど…。
優秀賞ラインナップの中では「若おかみは小学生!」に負けたら仕方ないのかなと思えるけれど、それ以外には負けて欲しく無いな~と個人的な愚痴を言ってみたり。

本題に入りますね。
最新作「紺青の拳」の興行収入を予測してみます。

初動

先ずは初動について。
昨年から金曜公開になった為、土日で計測される初動に影響が出ると思われていました。
しかし、蓋を開けてみたらシリーズの初動記録を更新。
「あれ?影響ないのかな?」となったのが前作「ゼロの執行人」でした。

じゃあ、今年も初動記録を更新するのか?
ここは結構難しいところ。

やっぱり「ゼロの執行人」を参考にしちゃいかんと思うのですね。
あれは規格外ですよ。どう考えても。
初動から安室効果があったからこそ、金曜公開のデメリットもカバーできた。
普通ならば下がってたはずです。

とはいえ、シリーズ物の初動には「前作の影響」が大きく出ます。
前年不評ならば入りが悪く、好評ならば良いと言われています。
「ゼロの執行人」の高評価が今作の初動に反映される可能性は高く、大きく落とす事も考えづらい。
キッドも女性人気が高いキャラというのも強みでしょうか。
流石に安室と比べてしまうとってところですが、初動に寄る傾向は高そうです。

「純黒の悪夢」が12.1億円、「から紅の恋歌」が12.9億円。
この辺りに近い数字が出るんじゃないでしょうか。

12億としたいところですが、少し下げて11.5億円。
初動はこの位かなと予想しておきます。

初動から最終が推定できる

初動って大切です。
殆どの映画は初動が最も高くでます。
だからなのか、初動から大体の最終値が予測できちゃったりします。

法則を発見したのは、2chの住民だったのか。
はたまた、数字オタクなのか。
出所は知りませんが、初動からの伸び率(最終興収を初動で割った値)でヒットか否かを分けられるそうです。

初動の4倍以下はコケ。
評価が悪く、初動以降人が全く入らなかった作品。

普通の作品は初動の5倍。
「初動に寄っている」と揶揄される事もありますが、大体はここに収まるらしい。

初動の6倍以上はヒット作品。
特に10倍に近くなると大ヒット作品という感じになります。
口コミ等々で広まっていくと人の入りは中々落ちません。
ランキングでも長いこと上位に居座り続ける。
こうなると初動を超える週が出てきたりします。(〇週目の週末動員が、初動動員を超えた云々)

で。
「劇場版コナン」は良くも悪くも「普通」のカテゴリーに分類されています。
大体の最終興収が初動の5倍ほどで収まってるから。
wikipediaで数字を拾って簡単な表を作ってみました。

本数タイトル初動最終伸び率
1時計じかけの摩天楼11
214番目の標的18.5
3世紀末の魔術師26
4瞳の中の暗殺者25
5天国へのカウントダウン29
6ベイカー街の亡霊34
7迷宮の十字路32
8銀翼の奇術師28
9水平線上の陰謀21.5
10探偵たちの鎮魂歌30.3
11紺碧の棺25.3
12戦慄の楽譜24.2
13漆黒の追跡者5.9355.9
14天空の難破船5.6325.7
15沈黙の15分31.5
1611人目のストライカー6.332.95.2
17絶海の探偵6.736.35.4
18異次元の狙撃手7.941.15.2
19業火の向日葵8.744.85.1
20純黒の悪夢12.163.35.2
21から紅の恋歌12.968.95.3
22ゼロの執行人1391.87.1
23紺青の拳

「純黒」や「から紅」ですら5倍弱です。
こう見ると、いかに「ゼロ執」が規格外だったのかが分かりますよね。

今年もやはり伸び率は5倍ほどになる可能性が高いです。
口コミで広がっていくとかでもしない限りは、この「5倍の壁」を超えられないから。
今現在の予測でそういった「もしも」を計算に含めてしまうと、予測では無くて妄想になってしまいます。
(ただでさえ妄想と呼んで差支えないのに)
よって、表で数字が出てる作品のトリム平均5.4倍を次作の予想に当てます。

最終興収予想

初動予想が11.5億円。
伸び率が5.4倍。
よって、最終興収予想62.1億円。

7年連続の記録更新は難しいでしょ、流石に^_^;
だから、4作連続の60億円超えが最大の目標になるんじゃないかな。
3年連続で60億以上、うち1本が90億超え。
もうこれだけで異常なんですよね。
当たり前だと勘違いしちゃダメだよなと思う。
(60億割っただけでガッカリする必要も無いのにガッカリしそうで)

だから、60億超えというのは「当たり前の通過点」なのではなくて「立派な最終目標」。
そこに向けて頑張って欲しいなぁ。
(本音言えば100億突破して欲しいなぁw)

終わりに

今年のメインビジュアル、すげぇ格好良い。

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©青山剛昌・名探偵コナン製作委員会

個人的には「世紀末」とか「瞳」が極まってる感あって好きなんですよね。
コナンが目立ってドカッと大胆に配置されている構図が堪りません。
近年だと「戦慄」が一番かなぁ…。なんとなく。

今回はコナンのポーズに途轍もない格好良さを感じます。
表情もキリッと引き締まってるし、割と大き目に描かれてるし。
よき。

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