「To LOVEる‐とらぶる‐ ダークネス」 第67話:感想

この記事は

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」第67話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第67話「Real feelings〜本音でバトル〜」 感想

シリーズ生誕10周年。
今月号の表紙(下の画像)、「1/11」の作者・中村先生の新連載「伝説の勇者の婚活」の勇者ユーリ(表紙右下のイラスト)がララに祝福の花束を差し出してるように見えて笑った。
偶然ってコワいw

それにしても、まだ10年なのですね。
もっと経ってる気もしてましたが。
そっか。

今回の感想に入ります。
モモ、リト、ネメシスが本音で語り合うというお話。
眠りというギミックを巧みに使用されていたのが面白いな〜と。

リトの中にいるネメシスにとって、リトの感情や心情なんかは文字通り手に取るように分かると幾度となく描かれています。
それなのに今回、「何故リトが自分を助けたのかよくわからん」と言っています。

これはネメシスにもリトの気持ちの全てを把握出来ないという証左。
リトが普段心の中に秘めていることまではネメシスには探れないのでしょう。

話は前後して、リトがモモに気持ちを伝えたシーン。
最近遠慮がちなモモに謝罪するリト。
敢えてネメシスが眠っているタイミングで、「何故自分がネメシスを助けたのか」を語ったのです。
彼女が眠っている時に彼女が分からない事を話したのですから、ネメシスには知られたくない想いなのでしょうね。
故にこれはリトが心の中に秘めている想い。
だから、リトがモモへ語った言葉は本心であると読み取れました。

リトもネメシスもお互いに相手が眠っているからこそ言える本音とでも云うのかな。
サブタイトルに「本音」が入ってるからというのは関係無しに、作中の描写だけで本音で語り合っていると分かる構成はやはり読んでいて面白いです。

さてさて、ただメインはリトとモモではなくて、モモとネメシスのバトルでしょうかね。
サブタイトルでそう示唆してますしね。

2人のやりとりには一切建前とか思惑が絡まない純真な気持ちしか無いと思います。
リトの本音吐露の描写によって「今回は皆本音で喋ってますよ」と宣言してるように見えますから。

ネメシスがモモを気に入ってるというのも本当でしょうし、モモの見せた殺意もマジ。
その後のリトを巡る身体を張ったバトル(笑)も本気だと伝わってきました。

うん。
久々にモモ回でしたね、今回は。
モモ好きなので、満足度高いですw

嫉妬心に気づいたモモ。
リトに気にしてもらって心の閊えが取れ元気を取り戻すモモ。
改めてリトに夢中になるモモ。
殺意剥き出しのモモ。

素晴らしいですね。

でも一番は、やっぱり切なさ…かな。
リトに本心を伝えたいのに計画遂行のためには伝えられない。
けれど、リトが眠っている所では、ネメシスに乗せられる形になったとはいえ、リトへの愛情をこれでもかと見せつけてしまう。

溢れ出る恋慕の念があるにもかかわらず、内に留めておかねばならない切なさ。
ネメシスとのリトを巡る本音バトルは、リトが起きている時にしたかったでしょうにね。
彼が眠っている時や居ない時にしか本心を表に出せないのが切ないなと。

終わりに

ギャグとして落としてはいますが、モモの気持ちを考えると切なさマックスなお話でした。
とはいえ、元気を取り戻したモモ。
いよいよもって計画の再始動に取り掛かるのか?
物語も前進しそうで楽しみであります。

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