3年生が卒業する時、Aqoursはどうするのか? 千歌が拾った羽から分かる事 「ラブライブ!サンシャイン!!」考察

凹んだ

1stLIVE HP先行にも落選しました。
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なにもかもが憎い(闇落ち)

受かった幸運なラブライバーの皆さんは、どうかどうか楽しんできてください。
素晴らしいステージの一助になって下さい。
そしたら、BDで見た時に、僕も楽しい気持ちになれますので。
謹んで宜しくお願い致します。

さてと。
始まりがあれば終わりもある。
まだまだ先の事であって欲しいので、考えたくも無いのですが…。
Aqoursの決断、その時、彼女達はどうするのでしょうか。

「ラブライブ!」第2期#11 私たちが決めたこと

μ’sの時はどうったのでしょうか。
振り返ってみます。
第2期第11話でその決断をしています。

3年生が卒業を控えた冬のある日。
ラブライブを目前に控え、彼女達は悩みます。

3年生が抜けたら、μ’sは続けるのかどうか。

意見は2つ。
続けるというモノ。
卒業組の1人であるにこが主に提案。
「メンバーの卒業や脱退があっても名前は変えずに続けていく。それがアイドルよ。」
「そうやって名前を残して貰う方が、卒業していく私達も嬉しいの」

1人でアイドル活動を続けてきたにこは、こう言っています。
折角巡り合った仲間との奇跡の1年。
にことしては、続けて貰いたかったのでしょう。

もう1つは、μ’sに入りたがった後輩が答えをくれました。
雪穂と亜里沙が話し合って、「μ’sに入らない」と決めます。
「私が大好きなスクールアイドルμ’sに私は居ない」
9人でμ’sなんだ。
そういう当たり前に穂乃果は気づかされてました。

結論としては、残る6人が決めました。
にこの考えを認めた上で、μ’sはこの9人でしか在り得ないと。

「大会が終わったら、μ’sを終える」
海に向かって宣言した6人。

涙を堪え、駅で写真を撮って。
笑い合いながら、その写真を眺めていたのに、いつのまにか涙が溢れ…。
誰も居ない駅舎で9人は涙を流しました。
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何故彼女達は泣いたのか?
3人が卒業してしまう事に泣いたのか?
そうじゃないですよね。

μ’sという掛け替えのない時間を終わらせなければならない。
それが悲しいから泣いてしまったのでしょう。

μ’sからの卒業。

個人的に僕はこのエピソードが「ラブライブ!」1期・2期通しても一番好きです。
感情の流れが丁寧で、一緒に泣けたからです。

演出は「サンシャイン!!」監督の酒井さんだったんですね。
流石の良いお仕事。

改めて見返して気付いたのですが、この11話から劇場版までに、更に考えが変わったのですね。
にこに真姫が涙ながらに訴えてました。
「μ’sは辞めても、アイドル活動は必ず続ける」と。
しかし、真姫は、真姫達はμ’sを最後にスクールアイドルからも卒業しています。

やはり、μ’s以外の活動は考えられなかったのでしょうから、この気持ちの変遷には納得です。
素晴らしいのは、このμ’sの意志を「サンシャイン!!」でもしっかりと受け継いでいた事ですね。

彼女達全員が卒業したであろう「サンシャイン!!」の時代。
音ノ木坂学院には何も残されていない、残していかなかったと在校生の女の子が語ってくれました。
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「ラブライブ!サンシャイン!!」第12話「はばたきのとき」に話を移します。

「ラブライブ!サンシャイン!!」第12話「はばたきのとき」

東京の帰り道で、途中下車した9人。
Aqoursも海を見ます。

そこで決意します。
ゼロからイチへ。
全力で自由に、自分達の道を突き進む。

ここで千歌がμ’sを追わなくなることって大事だと思うのです。
この先、μ’sがこうしたから、じゃあ私達も同じようにしようとはならないからです。
結果的に同じ結論に達したとしても、真似をしたわけでは無く、自分達の意志で自分達で考えて出した結論だという証明になるからです。

この12話は、「サンシャイン!!」が「ラブライブ!」の続きであることを改めて意識させてくれる話となっていました。
象徴的だったのは、千歌が空から降ってきた羽を拾った事。
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これは、「ラブライブ!」2期エンディングでも見られた演出。
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さて、どういう意味だったのでしょうか。

羽を受け取ることの意味

白い鳥は何度も描かれてきました。
メンバーが増える度に、白い鳥も増えて、鳥とAqoursは符号していた訳です。

下記まとめでも、この件についての考察がされていました。
matomame.jp
鳥の羽を「スクールアイドルの輝き」と捉えているようです。

僕の考えは少し違います。
鳥というと僕は1つのフレーズが真っ先に思い浮かぶのです。

「何事にもとらわれずに自由に大空を飛ぶ」

千歌が羽を受け取ったのは、「自由に自分達の道を突き進む」ことを決意した現れだったと見ています。
鳥のように自由に。
μ’sのように。

決して、μ’sの意志を継いだという意味では無く、あくまでも、「自由に自分達の道を突き進む」という同じ信念を共有した証なのかなと。

Aqoursの出す答え

では、Aqoursはどうするのでしょうか。
9人の絆はμ’sにも負けていないはずです。
同じように3年生の卒業と共に解散の道を選択するのでしょうか?

1つ確かなのは、追加メンバーは無いということですね。
雪穂と亜里沙のような後輩が居ないから。

だから、6人で続けるのか、解散するのかの2択となります。

若しかしたら、6人で続ける道もあるのかもしれません。
3年生3人は「旧Aqours」であったので、卒業しても6人で続けて欲しいと願って。

何れにせよ、先のお話。

どんな結論を出すのかはまだまだ分かりません。
しかし、確かなのは、μ’sの真似では無い事。
千歌が決意したように、自分達の意志で出すのでしょうね。

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