「ラブライブ!サンシャイン!!」第2期第8話「HAKODATE」 感想

この記事は

「ラブライブ!サンシャイン!!」第2期第8話の感想記事です。
ネタバレあります。

はじめに

大きな目標を失い、新たな目標を得た前回。
物語的に残り気になるのが、「Aqoursの未来」ですね。
ラブライブ決勝が終わったら、彼女達はどうするのか?
その1つの未来が今回と次回で語られるのかなと。

Saint Snowと黒澤姉妹

同じ姉妹として、通じるところ。
気持ちに通じる所があるのかなと。
2組を比較する事で、Saint Snowの行く末とAqoursの行く末を占っているのかなと感じました。

理亞の選択というのは、μ’sと同じですよね。
3年生(聖良)が抜けたら、もう解散というのは。
Saint Snowは姉妹のユニットなので、μ’sのようにドラマを描かなくても容易に「この結論に至るまでの心境」を把握できるので、良い点ですね。

これに対して黒澤姉妹…ダイヤは、そこまでまだ考えられないと言います。
今はラブライブ決勝のことで頭がいっぱいで分からないと。

ダイヤの言葉は、Aqoursの総意とも取れるんじゃないかな。
他の7人もそこまではまだ考えていない。
これまで9人の絆を描いてきて、”考え方の一致”をしっかりと示してきたので、そう感じます。
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そんな中で、「スクールアイドルの1つの行く末」を目の前にした9人。
特にルビィは、同じ妹として理亞の考えや気持ちに同調してしまった。
姉の事を好きだから、姉が居なくなったら、自分だって…。

妹として悩み、姉に打ち明け、そして勇気を貰った。
「独り立ちする姿が嬉しかった」と言われ、ダイヤにしっかりとしたところを見せようと決意した。

理亞は、同じ気持ちながら、心が折れてしまった。
その点ルビィは強いですね。

強いですけれど、一方で、ルビィの強さは、理亞のように最後の挑戦を終えてしまってないからなんじゃないかとも考えられる。
でも、そこは経験値の違いなのかなと。
前回の「解散寸前までいったこと」が影響してるのかなと。

統廃合が決定して、続ける意思を無くしたAqours。
あのまま、新しい目標を与えられなかったら、解散していたはずです。
理亞の気持ちは、やっぱり「同じ立場」に立った者としても理解出来た筈なんです。

理解した上で、「最後にしなければいいんじゃないかな」と新たな道を提案出来た。
このルビィの言う「新たな道」がAqoursの未来をも暗示しているのかなと。

3年生が抜けてしまったら、どうなるのか。
スクールアイドルの「基盤」である「学校」が無くなるのに、どうするのか。
残ってしまう6人の進む道が、ルビィの考える未来と一致する。
そう思いました。

ようちか

一緒の部屋のようちか。
もう結婚して下さい。お願いします。

終わりに

生まれた時から自然と一緒なのが姉妹。
卒業したからといって別れる訳ではない。
居なくなるわけではない。

学校が無くなっても、スクールアイドルじゃなくても、続けるという道があっても良いんじゃないかな。
別にプロを目指すって話じゃ無くてね。

9人でまだまだAqoursを続けるという道。
それが示されたら、最高かな。

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