「名探偵コナン」第97巻感想

この記事は

「名探偵コナン」97巻の感想です。
ネタバレを含みます。

まさにラストスパート!!

不定期連載になって、全ての事件が本筋に絡んできてますね。
今回も伏線のオンパレード。
そんな中、漸くRUMの正体も見えてきた…のかもしれません。

感想になります。

File.295「死を呼ぶドラマ撮影」

そっか。
1人だけ上を見上げてたのか。
全然ちっとも気づいてなかったわ(笑
ADの兄さんを犯人だと思い込んでいて、帽子がおかしいのかなとそこばかり注視していた。
僕には探偵の才能無いなぁ。

さてさて。
ツッコミどころは、やっぱり京極さんですね。
よく劇場版のアクションシーンを切り取って、「コナン君人間辞めた」というツッコミを見かけますが、まだまだコナン君はお子ちゃまで人間なんだと今回の京極さんを見て学んで欲しいです。

彼、走行中の車を捕まえて、そのまま持ち上げましたからね。
サイヤ人かよ。
敵に回しちゃいけない御仁ですね(笑

File.296「暗号に隠された殺意」

今巻のメインエピソード。
雪山を舞台にしたクローズドサークルものです。

事件に関しては、マジシャンが犯人なだけあって鮮やかな手並み。
殺人にくじが絡んでいると、十中八九発案者が怪しいのでそこから犯人の目星だけは付いてしまいますが、どちらのくじに仕掛けられたトリックも趣向が凝らしてあって個人的には大好きです。
単純で分かりやすいんだけれど、それだけに解明時の驚きが新鮮でした。

本題はここから。
RUMの正体が脇田である可能性が高まったんじゃないの!?

確かにRUMはせっかちです。
安室に早くしろと催促してきてますしね。
このことを言ってるというよりかは、もっと直接的に脇田のことを指しているんではないかな。
せっかち⇒江戸っ子⇒脇田
という感じで。

あとは、諸伏の態度ですね。
黒田から「安室が刑事だと匂わせるような発言を脇田の前でするな」と釘を刺されたんでは無いでしょうか。
そのような忠告を出せるのですから、その場合黒田は脇田の正体を見抜いてることになりますが。

1つ疑問が残るとすれば、「ゼロの執行人」の描写ですね。
流石に映画で先行してRUMの正体を明かしていたとは思ってはいませんけれど、それでも黒田とRUMが結びついてしまった電話のシーンはどういう真相が隠されているのか…。

File.297「死体はダーリン」

凄いタイトルだ(笑
完全に「うる星やつら」をパロってますよね(笑
確かに山村警部(cv 古川登志夫さん)の高校時代の友人は閉所暗所恐怖症でしたねwww
ということは、初代小五郎と山村は高校の同級生だったとw
サクランボ(錯乱坊)もパロディだろうなぁ。

事件に関しては、特に言うことなしですかね。
読みながら「今回の山村、核心突いた発言多いんじゃないの?」と思いつつだったので、特段驚きもせず。
ただ、シンプルながらも面白い事件として描かれていたとは感じました。

このエピソードには、若狭が登場。
これはもう素直に浅香ってことでいいんじゃないのかな。

File.298「古美術鑑定家殺人事件」

世良ちゃん、それは君がその人にとっての妹だからだよ…とツッコミを入れたい引きでした(笑
考えてみれば、灰原の方が世良より年上なのか。
小学生の姿だから分からなくなりますね。

まさか従姉を疑ってるとは世良も思ってはいないんでしょうね。

なんだろう。
兄のことも従姉のことも全部世良に教えたい欲望が抑えられない。
どんなリアクションをするのか見てみたい(笑

終わりに

そろそろ本当に本格連載を再開してくれないですかね…。
こう伏線ばかりのエピソードを見せられて、続きが半年以上先とか生殺しもいいところなんですけれど。
次は…4月だと良いな。

(ほぼ)毎年恒例の映画公開直前の発売。

もしも4月に出せるのであれば、連載間隔も縮まってると予想されるし。

ともあれ、98巻が楽しみですね。

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