「銀河パトロール ジャコ」が「DRAGON BALL」の前日譚であって欲しいと願う妄想

この記事は

「銀河パトロール ジャコ」の記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

はじめに

トリサが帰ってきた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
鳥山先生が「週刊少年ジャンプ」では「SAND LAND」以来13年振りに帰ってきました。

なんかもう本当に作風が鳥山先生。
過去何度となく描かれてきた「鳥山先生風 地球人ミーツ宇宙人」。
どこか恍けた宇宙人が場を支配し、地球人が振り回される。
このノリ懐かしいです。

ただ、「DRAGON BALL」以来の本格連載を期待していただけに「短期集中連載」の文字に「やっぱりかぁぁぁぁ」と。
まあ、仕方ないですけれど、残念は残念。

ところでこの作品、ちょっとした仕掛けがあるようですね。
鳥山先生の目次コメ

ちょっと古臭い感じの内容ですが最後まで読んでいただければなぜかわかりますよ

今や懐かしいブラウン管テレビ。
しかもチャンネル変更の方式がダイヤルではないですかwww
「チャンネルは回さないで」という表現は、ここから来てるんでしたっけ?
本当に懐かしい形式のテレビが作中堂々と出てきてます。

こう言う部分が「古臭い感じ」になるんでしょうか。
兎も角、何だろうという事で、誰もが思いついた事を書いてみますw

「DB-11」

気になったのは表紙。
タイトルの横に謎の英数字が。

黒丸の中に書かれた「1/10+1」とその下の「DB-11」。
なんじゃこれ?と。
正式なタイトルの一部なのかな〜とも思ったのですが、どうもそうじゃない感じ。
で、これこそがその仕掛けを解く暗号(大袈裟)なのかなと直感。

先ず「1/10+1」は、回数。
過去の短期集中連載作の「カジカ」等は、全何話なのか表記されていました。
これも同じで、「全11回中の1回目」という意味と解釈。

ただ、「1/11」としていないのも訳があるんじゃないかなと思います。
これについては後述。

次に「DB-11」。
超安直に考えました。
「DRAGON BALLの11年前の物語」という意訳。
以下この作品と「DB」は同一の世界観の物語なのではないかという妄想の元話を広げてみます。

「DRAGON BALL」其之五百十九(最終回)の2ページ目に書かれていたナレーションに以下のような一節がありました。

むかしむかし…小さな出会いから
始まったこの物語は、やっと現代に帰ってきました。

「DRAGON BALL」は其之一の時点では、「過去の物語」だったようです。
鳥山先生の「ちょっと古臭い」という意味に通じるともいえ…ますか?

さて、「DB」はエイジ749から物語が始まりました。
この11年前というのがエイジ738。
ちなみに悟空が生まれたのはこの更に1年前のエイジ737です。
今作は、このエイジ738の9月の物語なのではないかなと。

悟空が地球に着いたのが同年6から8月という設定*1なので、この漫画はその1年ちょっと後。
悟空がまだ頭を打つ前の凶暴な性格の時でしょうかね。

ところで、この「銀河パトロール ジャコ」も過去の回想という物語構造を取っております。
2ページ目のオーモリのモノローグから推察するに「現在から10年程前」にジャコとの出会いがあったようです。
10年”程”前。11年前でも問題は無いんじゃないかと強引に解釈。
“現在”のオーモリは、「DB」開始時点と同じエイジ749に生きていて、その時から「10年程前」の出会いを回想しているのかなと。
いや〜、無理矢理すぎですけれど。

ジャコが地球に来た目的

強引だな〜と。
ところで、もしも「DB」と同一世界観ならば、ジャコが地球に来た目的が気になります。
彼は

本部のレーダーが凶悪な宇宙人の星から飛行物体の発進を捕えた!
そのルートと速度を計算したら3日後の午前10時頃
地球のこのあたりにやってくることがわかった!

と言っているからです。

またまた妄想!!
この「凶悪な宇宙人の星」を「惑星フリーザ」。
「飛行物体」は「赤ん坊の悟空が乗った宇宙ポッドを追ってきた追手」と超拡大解釈www

「DBZ」のTVSP。
バーダックのお話で、フリーザは、悟空の乗った宇宙ポッドを敢えて見逃していました。
徒党を組んだサイヤ人は厄介だと思っていても、1人では敵では無いと考えていた当時のフリーザ様。
まだ赤ん坊のサイヤ人の1人位、見逃しても何の問題も無いという判断だったのでしょうね。

このエピソードが原作にフィードバックされているかどうかは分かりませんけれど…。
1年前に見逃したサイヤ人の生き残りを念の為潰すために、ザーボンあたりが刺客を差し向けていた…とか。
そんな物語があってもおかしくは無いんじゃないかなと思うんですね。
まあ、ねえですね。

僕の記憶違いの可能性高し。
フリーザは悟空の惑星ベジータ脱出に全く気付いていなかった‥かもです。
クウラは気づいていて、敢えて放置してましたけれど。

「+1」に期待を込めて

妄想を重ねれば重ねるほど、自信が消えていくwww
気を取り直して、ところで、先程後回しにした「10+1」と表記している件に関して。

やっぱり「DB」の前日譚だという解釈でいくと、「10」というのは「銀河パトロール ジャコ」本編の回数。
「+1」の部分は、おまけという意味なのではないかな〜と期待しています。
この「+1」回で、「DB」と繋がるような仕掛けのネタバラシが行われるんじゃないかなと。
いや。書き直します。
この「+1」回で、「DB」と繋がるような仕掛けのネタバラシが行われて欲しいなとw

無茶苦茶な解釈をダラダラっと書いてきましたが、それはともかく。
多分11回で終わっちゃう今作。
最後の仕掛けのネタバラシまで含めて、非常に楽しみです。

そうそう。
漫画とは関係ないのですが、「mue Alive!」って凄いんですね!!!
ビックリしました。
本当に今号の「ジャンプ」表紙がアニメーションとなって動き出したんで。

その中で悟空が出てきたんですが、これも本作と連動した「仕掛け」であって欲しい(笑
そうじゃなく「創刊45周年」と鳥山先生の新連載が重なったから出来たサービスだったと思うんですけれどね。

*1:「DRAGON BALL大全集」第7巻より

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