「To LOVEる‐とらぶる‐ ダークネス」 第27話:リトが変身した動物は何故ネズミなのか?

この記事は

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」第27話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第27話「Adventure〜リトネズミの冒険〜」 感想

ちょっと今回は格別に記事テーマが辛い事にw
無理矢理だな〜と思いつつ、「リトがネズミに変身したのは何故か」をテーマに感想書いてみます。

まあ、ぶっちゃけ通常のエロコメ回だったと思います。
特に重要なシーンは無かったかなと。
強いて言うならば、「彩南高生であることの意味」でしょうか。
彩南高生というか…高校生であることを「その土地に根付く象徴」として用いているというか。

ヤミの中でもやもやっとしている葛藤。
ネメシスの言う「彩南にいるべき存在ではない」を一種肯定してしまっているのが美柑の指摘する「制服姿」なのでしょうね。
逆に言えば、ヤミが再び彩南高の制服に袖を通せば、彼女は「彩南に居るべき存在」ともなる…。
大好きな美柑の言う通りにすれば丸く治まりそうな悩みですが、まだまだ素直にはなれないのでしょうね〜。

さておきまして、今記事の本題に入ります。
例の如くララの発明品の”被害”に遭ってしまったリト。ネズミの姿に変身してしまいました。
このララの発明品。
別に「ネズミだけに」変身する機械では無く、自由に動物に変身出来るものだそうです。

それなのに何故ネズミだったのか?
理由を考察(笑

えっちいシーンを描く為

先ずは何と言ってもコレでしょうね〜。
大型から中型、パッと見で見つかってしまうサイズの動物ですと、エロコメシーンを作るのが難しそうです。
何よりリトの得意な「不可抗力でのエロ」というのが描き辛い。

その点、小さな動物ならば、今回のような事が出来ます。

でも、これでは小さい動物ならばOKというだけで、ネズミである必要性が無くなります。
実際この理由を満たすだけならば、ネズミである必然性は無いです。
例えばリスなんかでも十分問題無かった。

でも、やっぱりここはネズミで良かったと思うのですね。
ネズミだからこそ今回のお話が引き立っていたと。
理由その2で、ネズミである必然性が出て来るんじゃないかな。

メアの小さな変化を大きく見せる為

ネズミという動物に対するイメージって、僕らは決して良くないものを持ってますよね。
某Dズニーのミッ〇ーマウスが好きな人は、ネズミと云えばこちらを連想して、悪いイメージが無いかもですが…。
大方の人は、例えばネズミを見れば沙姫と似たようなリアクションを取ると思う。
若しくは、モモ親衛隊のような感じでしょうか。

モモのような反応(彼女は第六感的な物で何とはなしにリトではないかと察知していたからというのもありそうですが)は、どちらかというと、特に女性の反応からすれば珍しい部類だと思うのです。

ネズミって可哀相ですが、そういう風に見られがちな動物で。

で、今回のメアの行動ですね。
ナナに言われ、自分なりに考えて、ネズミ(リト)の命を救って見せた。

ネズミという嫌われる事の多い動物でも救って見せた所に、この小さな変化が大きく映りました。
なかなか真似の出来る行為では無いな〜と思ってしまったのです。
触るのも嫌だという人が大勢いそうな動物に対しての優しさを見せたのですから。

これがもしリスとか愛玩動物ならば、見方も変わったかもしれません。
人が可愛い動物を救うのは、当然とは言わないけれど、決して珍しくも無い光景に思えますので。

勿論、彼女はネズミの名前自体をうろ覚えだったみたいですし、地球人が持っているネズミに対する負のイメージは持って無いかもしれません。
寧ろ無いと考える方が自然ですし、すると、上のような見方をするのはちとオカシイ。
メアにしてみれば、ネズミだろうとリスだろうと、変わらなかったのだと思う。

けれど、僕の感想としては、リスなどよりネズミだからこそ映えたシーンだったなと思った訳です。

身近な動物であり、かつ、どちらかと云えば人から避けられている動物。
更には、「不可抗力のえっちいシーン」を描きやすい動物。
これらを充足する動物は、ただ一つ、ネズミだったから、リトはネズミに変身した。
様に思いました(笑

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