「りゅうおうのおしごと!」第14巻感想

この記事は

「りゅうおうのおしごと!」第14巻の感想です。
ネタバレあります。

はじめに

これが、これが最終章に待ち受けるという伝説の無駄シリアスか!!

予想通りな事と予想外な事が1つずつ起こり、どちらもずしんと重いものでした。
読後、気分が滅入りましたね。
心に鉛を垂れ流されたような酷く憂鬱な気分です。

感想になりますよ。

予想通りな事

予想と書くと「展開言い当てたぜ」と自慢気に聞こえてしまうかもですが、そんなつもりは毛頭なくて、便宜的に使ってるだけなのでご容赦を。

さておきまして、あいが八一の下を離れました。
あいの成長を考えれば当然の帰結だし、澪のこともあったからこそ八一に相談せずに自分で決めたのだろうけれど。
行動原理は理解できるけれど、え?
関東?
そんなに遠くに行っちゃうの???
普通に転校して、JS研とも別れて。

覚悟の程が予想外。

ただ八一の内弟子を辞めて、関西にそのまま所属するくらいにしか考えてなかったので、かなり衝撃を受けました。
徹底的に関係を絶たないと元に戻ってしまうという「弱さ」を理解してるのかもですね。
そういう自分の弱い部分に屈しないように、敢えて距離を取る必要があったと考えると、この決断も納得…かな。

あと、もう1つ予想外な事と言えばあいの実力。
13巻の感想で、最終章、つまり今回から時系列が数年ほど飛ぶのではと書きました。
それくらいの時間が無ければ、あいは八一の強さに追いつけないと考えたからです。
だからこそ、平手で八一を追い込むレベルまで成長してることに驚きました。

竜王戦ってあいも参加出来るんですよね?
時期的に参加は無理なのかな?

最後は、公式な場で八一とあいが本気でやりあうと思ってるのだけれど、竜王戦が最も相応しいんだけれどなぁ。
どうなるのか。

予想外な事

「予想外な事1つ」としておきながら、2つも3つも既に書いちゃってますが、本当に言いたかったのはこっち。
まさか、まさかの姉弟子休養。
しかも、なに?
病気なの?
病名も、程度も一切が伏せられてるから、超絶気になるし、というか読後の悪い気分の原因がこれだからね。
死んじゃわないよね?
嫌だぞ、死んじゃうのは。

桂香の態度とか見るに、命に別状は無いと信じたいけれど。

それにしも、あんまりな展開。
幸せの絶頂からどん底にまで突き落とすような苛烈さは、作者は鬼かなと疑ってしまう。
この子には幸せな結末を迎えて欲しいから、どうにかハッピーエンドまで持っていって欲しいところだけれど。

どうにもこうにも旗色は芳しくない。
姉弟子エンドが良いのだけれど。

本気出してきたライバル達の動向

内弟子も恋人も八一の目の前からいなくなってしまい、打ちひしがれているところに待ってましたとばかりに2人の女性が動いてきました。

先ずは天衣。
絶妙なタイミングだよね。
弱ってるところに甘い言葉をささやかれたら、コロッとなびいてしまうのは致し方ないよね。
特にロリコンな八一は、小学生からの誘惑には逆らえないからね。
このまんま天衣と暮らす選択を取っちゃいそう。

そうして八一は天衣とゴールインしました、めでたしめでたし…と問屋は卸さないと動き出しそうなのが万智。
最後、わっるい顔してましたね。

まぁ、「悪いことをこれからする」という自覚からの表情であったと解釈してます。
銀子と八一が付き合ってることを知っているにも関わらず、彼女が病床に臥せってる間に八一を掠め取ろうとしてるわけですからね。
銀子に対して悪いと感じているからこそ、自分はヒールであると敢えて顔に出したのかなと。
個人的には、万智は好きなキャラなので、本物のヒールにはなって欲しくない。
だからこそ、「悪役になってでも八一を射止めたい」という罪悪感を背負いつつの乙女心的な解釈をしてみました。

という訳で、15巻は2人が激突するのかな。
あいのライバルの天衣と銀子のライバルの万智。
2人が八一を取り合って、家の威信まで賭けて対局する。
共にお嬢様だからこそ可能な壮大な恋の鞘当てが始まりそう。

どっちに勝って欲しいとかは無いんだけれど、それぞれのライバルを抜きにしての戦いなので、どう転んでも悲惨な末路になりそうなのがなんとも。
まぁ、普通に女の子達が失恋しちゃうのはあれなので、シャルになびいてしまった八一を2人が倒すというオチになれば本望かなw

終わりに

あと2巻くらいでしょうか。
最終章と言うことで、今までとは異質のシリアスさでした。

なにはさておき、銀子が報われることを祈っております。
ハッピーエンドが待ってると信じて。
次巻を待ちます。

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