「劇場版 名探偵コナン 緋色の弾丸」赤井務武は連邦保安官ではないかという考察

この記事は

「劇場版 名探偵コナン 緋色の弾丸」のせっかちな考察です。

はじめに

待ちに待った12月。
毎年恒例となりました映画最新作のお披露目の日ですね。
2020年公開の第24弾のタイトルは「緋色の弾丸」。

どうやら9月には、どうぶつの森内での青山先生のヒント(これも毎年の風物詩となりましたね)によって、ズバリこれではないかと当てられていたようですね。
知らなかったです。

なんにしても、シンプルで格好いいタイトルです。
よくダブルミーニングを効かせてるので、今回もそうなのかもですね。
1つは赤井の放つ銃弾から取ってる。これは間違いない。
もう1つは、特報を見る限り「真空超電導リニア」のことなのかな。
車両が赤っぽいですし。

銃弾の効かない犯人を取り押さえるために、リニアの進路を変えて犯人にぶち込むという大迫力のアクションがクライマックスに待ち受けてるに違いありません。
きっとコナン君が伸縮自在ベルトを高速で走るリニアに絡ませて、いっきに引っ張り、その反動で犯人に向けて放つ!!
「行っけぇぇぇぇ!!!」というコナンの絶叫が今にも聞こえてきそうです。
リニアぶちこまれた犯人はあの世に逝っちゃうとは思いますが。

冗談はさておき、非常にワクワクする特報ですね。
「紺青の拳」時の予告からして、また爆弾系の事件になるのかと想像していたのですが、全然違っていてワクワクします。
緊迫感を煽る痺れるBGMが流れる映像は、スタイリッシュで「大人の物語」を想起しちゃいます。

さて、そんな特報映像の中で、1カット気になった絵がありました。

これです。
調べてみると、連邦保安官局のバッジらしいです。

連邦保安官局とは何ぞや

日本で言う法務省に相当するアメリカの行政機関「アメリカ合衆国司法省」。
直下には4つの専門のセクションがあります。
その内の1つが、連邦保安官局です。

特報に出てきたバッジは、この機関の発足当初のもの…だと思います、多分。
そんな情報がググったら見つかりました。
もしかしたら違うかもですが、少なくとも現在使われているものとは異なります。

赤井務武

今回のテーマは家族だそうで。
赤井一家に纏わる秘密が、原作よりも先に暴露されそうな気配がプンプンしています。

とはいえ、謎だらけの赤井一家。
どの秘密が明るみに出るのかはさっぱり分かりません。
分からないのですけれど、それでは記事になりませんので、1つ当て推量をしてみます。

赤井家の大黒柱である務武(つとむ)の秘密が明かされるのではないでしょうか?
17年前、羽田浩司とアマンダ・ヒューズが殺害された事件の調査の中で死んだことになっている人物です。

赤井は父についてFBIではないと話していたものの、近しい仕事に就いていたとも疑える言い回しでした。
似たような別組織の捜査官という意味なのか。
それとも…。
僕は、「FBIと同列の別セクションに所属していた」と解釈してみました。

先程、「アメリカ合衆国司法省」には4つのセクションがあると書きましたが、その中にFBIが含まれているのです。
FBI以外の3つのセクションの内の1つに務武が所属していたのではないか。
では、どこなのか。
もうお判りですね?(←すみません。言いたいだけです)
務武は連邦保安官だったのです!!
なんだってーーー。

赤井務武は連邦保安官ではないか

一部変なテンションで申し訳ありません。
映画の話と原作の話で分けて、推論を纏めてみます。

先ず映画。
「ワールドスポーツゲームス」(以下「WSG」と略す)の中に犯罪被害者を紛れ込ませようという計画があったとします。
彼らは一様に新しい名前と戸籍を与えられ、別の国で新しい人生を送る予定となっていて。
しかし、彼らはその前に誘拐されてしまった。
事実を伏せておきたい司法省は、FBIに捜査を命じた。

時が経ち日本。
同様にWSGの選手の中に証人保護プログラムで別人となった者が紛れ込んでいたものの、彼らもまた大会中に誘拐されてしまう。
本国から勅命を受けた赤井は、捜査を始めるが…というストーリーはどうでしょうか?

続いて原作の話。
務武が連邦保安官だった場合、どんな使命を帯びて、羽田の事件の捜査に向かったのか。
連邦保安官の任務の中には、1つ興味深いものがありました。
証人の身の安全確保です。
証人保護プログラム適用中の者も含まれるそうで、アマンダが実は「証人保護プログラム適応者」だったのではないか?

例えば、組織の秘密、つまりは、ボスの正体を知っていたとか。
残されたメッセージから推察するとその可能性はありますよね。

務武は、この事件で本格的に組織と関わり、消されてしまった。(生きてる可能性が示唆されているので、逃げ延びたのかもですが)
事態を重く見た連邦保安局は、務武の家族を証人保護プログラムで守り日本へと逃がした。

この一連の流れの中でイギリスが関わってこないと辻褄が合わないのですけれど、例えば、アマンダは元々イギリス人だったならばどうか。
イギリスからの依頼でアメリカに逃げてきて、以降アメリカの連邦保安局が保護していた。
赤井一家の保護は、その流れで今度はアメリカからイギリスに依頼した…とすれば一応辻褄は合うかな。

今回の映画で、羽田殺害事件にまで話が及ぶことは100%無いはずですが、務武は連邦保安官だったということが明かされるのではないかというのが僕のどうしようもない妄想でした。

終わりに

滅茶苦茶楽しみなんですけれど。
近年の映画は「番外編」ではなくて「原作で描かれなかった事件」感が大きいので、楽しみの度合いが高いんですよね。

今回は特にかもしれません。
原作でも謎だらけの赤井一家について、メスが入りそうなので。
早くも続報に期待ですね。

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