「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」 第18巻 ネタバレ感想

この記事は

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」第18巻の感想です。
ネタバレあります。

厚い!!

史上最大のボリュームでした。
もしかしたら、僕がこれまで読んできたどんな小説よりも分厚かったのかもしれない。
流石に2日は掛かるだろうと見越していたのですけれど、読めちゃうものですね。
てか、止まらない止められない。
ページを繰る手を加速させて最後まで読み切っちゃいました。

シリーズ史上最大の激闘となった戦争遊戯・vsフレイヤ・ファミリア。
どうも「豊穣編」と呼ばれていたようですが、その最終幕の感想となります。

熱い!!

主人公が勝つ!!
とは限らないのが、このシリーズの憎いところ。
基本的にはベル君が勝つんだけれど、普通に負けることもあるのよね。
象徴的だったのが、最愛の人とのバトル。
アステリオスとの死闘では、ベルは敗北を喫しました。

そういったこともあるから、最後の最後までベルが負けることもあるのではないかとハラハラしながら読み進めていたのですよね。

だって、今回の相手はそれほどの相手だったので。
ジャガーノート級の脅威が8枚ですよ。

都市最強「頂点」オッタルを筆頭にして、アレン、ヘグニ、ヘディン、ガリバー四兄弟。

前回の感想で「ロキ・ファミリアが参加したら楽勝」とか書いちまいましたが、よくよく考えれば、個の実力ならフレイヤ・ファミリアの方が数段上なんすよね。
双璧という書かれ方されるから、ついつい「拮抗した実力」と思ってしまい、実際その通りなのかもしれないのだけれど、それでも戦って勝つのは、九分九厘フレイヤの方なのでしょう。

それなのに、彼のロキ・ファミリアが身動きを封じられてしまい、「なけなしの戦力」で戦わなければならない状況。
絶望…ですよね。

え?これ、無理じゃねぇ?

毎回同じこと思うけれど、今回こそこの言葉を何度頭の中で唱えたことか。
もうね、ベルがフレイヤのオーズになる未来しか描けなかった。

事実割と後半の方まで、そのような展開が続くわけで。
リリの善戦もあり、土俵際で粘っていたのですけれども、いよいよ終わりかなって位までは追い詰められてしまって。

そうした中でのリオンの登場ですよ!!!!!!
この展開は本当に熱かった。
そして、宇佐美新編集長の英断に感謝してもしきれないくらいでした。

この直前の3か月間で「アストレア・レコード」を読んでいたからこその感動がありました。

今は亡き仲間たちの魔法を継承したリオン!!!!!!

なんですかこの胸アツ展開は!!!!!!!!!!!!!!!!!
リオンが参戦した程度では戦局は覆らないだろうとか思っていて、すいませんでした。
「1人で局面を覆す大活躍」を是とする圧倒的なまでの説得力よ。

2段階のレベルアップに、仲間たちの魔法の継承。
本当に痺れました。

もう1つ、僕が痺れたのが様々な人たちの影からの援護。
筆頭がロキ・ファミリアでしょう!!!

フィンが、ロキが、ベートが、ティオネが、ティオナが。
ゲームに参加できない代わりに、影からサポートしてくれていて。
フレイヤという共通の敵がいたからとはいえ、あのロキまで協力してくれてたのが、すげぇ良かった。
僕こういうの大好きなんよね。

普段特別仲の良くないキャラが、いざと言う時に頼りになる。
見えないところで協力してくれている。
そういうのが好き。(だからベートは好きなんだよね。)

まさかミアを戦場に引っ張ってきてくれるとは。
この人の参戦は待望していただけに、ベル君の味方として出てきた時には大興奮でした。

 

普段はライバル関係の他派閥だけれど、共通の敵が現れれば一致団結する。
そっかぁと。
今回のお話を読んで、僕は大きな思い違いをしていたのかもなと感じたのです。

ヘスティア・ファミリアが頂上を目指す必要性って無いんだね

僕は、リオンがヘスティア・ファミリアに改宗するものと疑っていませんでした。
そうやって、少しずつ強力な仲間を増やしていき、やがてはオラリオでトップのファミリアとなり、世界を脅威から守る唯一のファミリアになる。
そんな風な青写真を勝手に描いていたのです。

違うんだね。
うん、これは全然違うのだと思うわ。

結局「アストレア・レコード」や今回の「派閥大戦」が、この先の本編の未来になるのかなと。
黒竜という最大最悪、全人類共通の敵を前にして、全てのファミリア、異端児らが団結して立ち向かう。

だからリオンはアストレア・ファミリアのままで良いし、ロキ・ファミリアもそのまま。
来る時にはフレイヤ・ファミリアも復興するんじゃないかな?
ロイマンじゃないけれど、オッタルやアレンら幹部連中が他の神の眷属になる姿が想像できないもの。

ヘスティア・ファミリアだって、何もオラリオでトップのファミリアにならなくても良い。
強い仲間を引き入れる必要性も無い。(今後仲間が加わらないとは思ってないです。増えても良い。)

時にはぶつかり、時には助け合い。
そうやって最大のミッションの時までに一枚岩になっていれば問題無いのかなと。

フレイヤ・ファミリアとの抗争は、局所的には「フレイヤの恋を終わらせ、シルを救うこと」でした。
けれども大局的には、障害にもなりうるフレイヤ・ファミリアを味方に引き入れるためだったのかもなと。

かつてのようにバベルの指揮下に入る可能性も高いけれど、無視する可能性だってある。
気まぐれな美の女神を正しく制御する為にも必要なエピソードだったのかなと妄想を逞しくしています。

フレイヤを好きになれたかもしれん

元々シルは好きだったので、かなり複雑な気持ちなんですが。
何気に「episodeフレイヤ」で好感度はそこそこ上がってたんですよね。
そんな中で前巻のようなこともする。
好感度がジェットコースターのように乱高下する珍しいキャラなんですよ。

けども、気まぐれで不興を買うようなことも平気でするけれど、基本的には善神の括りに入る。
シルという「本心」もあることがはっきりとした。

この先は女神というより町娘として基本を過ごしていきそうですし、邪気も抜けた様子。
今後は好感度が上がるイベントしか無いのかなと考えると、ようやくフレイヤも本当に好きになれそうです。

終わりに

何気にコメディシーンも多く、非常に愉快に、そして、ハラハラドキドキとした熱いバトルに身を焦がしながら読み進められました。
次からの新章も楽しみです。

 

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