「負けヒロインが多すぎる!」第3巻感想

この記事は

「負けヒロインが多すぎる!」第3巻の感想ですよ。
ネタバレありますよ。

やっと読了。

平日に発売されると、どうしても読むのが遅くなります。
週末まで待って、けれど、その週末にも予定があると翌週になって…。
今回はそこまでいかなくてよかった。

さて、3人目の負けヒロイン・小鞠知花のお話でした。
第3巻の感想です。

感想

ストレートに良い話を放り投げてきましたね。
人嫌いで、人見知りで、極度の緊張しい。
そんな女の子がようやく見つけた居場所。

知花にとって文芸部がどれほど大事だったのか理解出来れば出来る程に、部長への告白の重みが感じられますね。
どれほど大きな決断だったのか。
失敗しても成功しても「3人の空間」は二度と戻らない。
そういう覚悟を持っての告白。
想像することしか出来ないけれど、辛い決断だったんだろうなぁ。

でもさ、彼女は本当に恵まれてたよね。
告白をしたのに、変わらずに想い人も、恋敵も接してくれたのだから。
そういう意味で、古都先輩の素晴らしさよ。

知花が文芸部を大切にしてたのと同じくらいには、古都先輩も知花を愛してくれていた。
古都だからこそ知花が玉木部長に告白しても、3人の関係性が変わらなかった。
知花が主役の物語がここまで感動的になったのは、古都先輩が正ヒロインとして「心から知花の為に献身的に動いていたから」だよね。

ぬっくんなんかより僕はずっと古都先輩の方が活躍してたと思うわ。

終わりに

短いですが、今回の感想は以上です。
これで一巡した訳ですが、次巻どうなるのでしょう。
新たなマケインが出てくるのか。それとも…。

にしても、杏菜やべぇなw
どんだけ食ってんだ。

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