「To LOVEる‐とらぶる‐ ダークネス」 第5巻限定版付属OVA:感想 

この記事は

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」OVA第1巻の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

はじめに

予約していたのすっかり忘れて、普通に買いに行きそうになりましたが…。
本日発売で、午前中に届いた限定版5巻。
その付属OVAレビューです。

パッケージには大きく「OVA1」と書かれていて、続きがある事を強調していました。
この手のOVAで、パッケージに巻数表示があるのって初めてで新鮮w
発売前から既に6巻のOVA付き限定版の予約が始まっていて、何故だろうと思っていたのですが、妙に納得。

という訳で本編感想です。

#01「Prologue〜プロジェクト始動〜」

第1巻に収録の前日譚をアニメ化。
モモが髪型を変えた訳からハーレム計画を思いつき、勇気を出して実行するまでが描かれている為、コミックスでは第1話の前に収録されています。

「ダークネス」アニメの最初のエピソードとしては、これ以上無いお話ですね。

基本モモ中心のお話ですが、えっちい要素は割と薄め?
だと思ったのですが、わざわざ服の隙間から見えるナナの胸を描いている辺り、そっちでも頑張っていたのかもw

#02「Pollen plan〜危険な妹事情〜」

第2巻収録の番外編。
美柑好きは見ないといけないお話。

原作で話題になった水滴によるエロ描写。
隠しているようで隠していないみたいな…。
あれを映像でやってましたけれど、あれはアウトなのでは?(汗

あと、アニメでは小学生はNGだという事も分かりました。
ま。そうですよね。普通は。原作がオカシイのですw

お話的には原作準拠なのですが、面白かったのが段ボール箱を使った演出(遊び)。
美柑は見たままそのまま果物の「蜜柑」が名前の由来(?)であり、リトは漢字で書くと梨斗なので、「梨」となる。
これを踏まえて、1枚目のキャプチャ。

美柑の足元に蜜柑と梨の段ボールがあります。
別におかしくない事であり、この時点では、2つの箱は別々の位置にあります。

物語が進行して、いよいよ美柑がセリーヌの花粉の力に負けてしまい、リトを押し倒します。
その時のキャプチャがこれ。

画像右側にやはり2つの段ボール箱が写っているものの、先程と違って2つの箱は重なっております。
蜜柑の箱が梨の箱に被さっているんですよね。
勿論キャラが箱を移動させたという描写はありませんので、これはスタッフの遊び心なのでしょう。
(若しくは心霊現象w)

リトと美柑の状態を、それぞれの名前のモチーフとなった果物が書かれた箱を使って表現している。
この後、理性が勝った美柑はリトを力の限り払いのけるのですが、この時2つの箱の位置も元に戻っています。

原作には無かった面白い遊びでした。
(原作では蜜柑の箱だけ描かれていました。)

#03「Body touch?〜ニャンダフルライフ〜」

第4巻収録。
ララの発明品で猫になってしまった春菜がリトに全身を隅々まで洗われちゃうお話。
と書くと踏み蓋もないですが、事実だから仕方がない。

もう本当にただそれだけのエピソード(笑

総括

ただのエロアニメです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
声が着いて動きが足されると、破壊力が数千倍にもなります。
2話に於ける美柑の腰の動きとか意味不明すぎて笑えて来ます。

でも、これは必然だったりします。
「ダークネス」本編は、ヒロインの心情をベースに丁寧に作られた物語で、シリアス風味も満載のラブコメですけれど、このアニメの元は番外編。
番外編は、矢吹先生も仰っているように無印時代に近いんですよね。
いや。ともすれば無印時代以上に物語性が無いと言えるかもしれない。

象徴的なのが3話目の春菜のエピソードで、ただ単にヒロインのえっちいシーンがふんだんに描かれるだけw
「ダークネス」のエロさって、無印よりも数段パワーアップしちゃっているのもあり、番外編をアニメ化すると見事なまでにエロアニメになるのは必然で。

恐らく今後も番外編がOVAでは取り上げられるのでしょう。
本編はTVシリーズでやって、番外編はOVAと棲み分けられるのだと思う。
だから今後もOVAはエロアニメのまま突っ走るのでしょうねw

To LOVEる-とらぶる- ダークネス 第6巻 アニメDVD付予約限定版 (ジャンプコミックス)

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