「Re:ゼロから始める異世界生活」第27巻感想

この記事は

「リゼロ」第7章第2幕へ!!第27巻の感想です。
ネタバレあります。

はじめに

新キャラわんさか。
ロウアンは、あれ、ただの殺されるためだけのキャラなのん?w
次回は出てくるのかしら。

多分出てくるのかな。
どう見ても日本人だしw
モノホンのお侍さんが、異世界転生してきたという可能性だってあるんだよね。
転生者のことは、「スバルの謎」にも絡んでくるので、是非ロウアンも転生者であって欲しい。
そして、謎の一端に触れてくれれば…。

とまぁ、ロウアンのことは次巻以降にして。
第27巻の感想です。

軍師ナツキ・スバル

シンプルに恐怖の死のループだった。
有無を言わさず、周囲の被害も厭わず、ただスバルを殺すためだけに斧を振りかぶるトッド。
会話からヒントを引き出せないというのは、確かにこれまでの相手とは明らかに違う点。
なんだかんだ大罪司教達は、我が強いので主張が激しいんですよね。
基本頭おかしい連中ばかりなので、会話が通じることは少ないけれど、喋っては来る。
そこから時間を稼いだり、ヒントを得たりして、ループ脱出の糸口を見つけ出してきた。

けれど、トッドは会話に応じない。
怖いからと有無を言わさず致命の一撃を叩き込んでくる。

今回スバルは賭けに勝って、そこから強引にループの輪から抜け出せましたけれど、今後同様の敵と遭遇した場合同じように行くか否か。
少なくとも、次のトッドの襲撃で同じ手は通じないでしょう。

では、どうするか。
考えるしか無いんだよね、結局。

26巻の感想でも書いたけれど、やっぱりスバルは、この旅で「考えること」を身に着けるんだと強く確信した。
ようは軍師ですよ。
他の候補者の騎士達は、基本的に強い。
ラインハルトを筆頭に化物が揃っていて、剣術の苦手なフェリスも治療術師としての地位を確固たるものとしてる。
そんな中でスバルだけ名ばかりの「一の騎士」。
ベアトリスもいるけれど、単騎で考えるとスバルは、役不足も良いところ。
鞭を使えて、死に戻りによる情報のアドバンテージだけだと、弱すぎるんですよね。
エミリア達はそれで構わないって言いそうだけれど、苛烈さを増していくだろう今後を考えると、心許ないのは事実。

そこで、彼は軍師を目指すべきなんだと思う訳ですよ。
作戦立案から、作戦決行中の指示出しまで。
意外とエミリア自身が武闘派で最前線に立っちゃう娘だし、ガーフは言わずもがな。
姉さまは戦闘に出すことは基本的に難しいし、レムもあれで前線タイプ。
ロズワールは当てにできないから、結局のところ旗振り役がいない陣営なんですよね。

ベティーとお手々繋いで戦場を駆け回りつつ、状況を分析して、的確な指示を出していく。
これが出来るようになると、グッと陣営全体の力も上がるだろうし、なによりスバルの日本で得た知識から発想した作戦は、あの世界ではユニークなもの。
今回のように必ず有用な能力になっていくはず。

アベルによって鍛えられて、スバルの最大の武器となる気がしますよ。

シンプルに妹ちゃんだったかw

プリシラまさかの顕現www
もうなんでもありやね、この娘w
正直出てくるとは思わなかったので、意表を突かれた。

100%確定でアベルの妹じゃんw

9月の新刊は、プリシラの生い立ちと彼女が国を出るまでが描かれるのだろうね。

それにしても、「九神将」って目にした時は、多すぎると思ったものですが。
いきなりナンバー2が出てきて、しかもメッチャ強くて、これ長引きそうだなというところだったのに、プリシラがそよ風でも払ったかの如く平然として出てくるものだから笑っちゃった。

もうプリシラ1人で勝てるんじゃないかなw
ある意味強すぎるジョーカーの登場で、この先どうなるのか…。
流石にアベルと対立するという面倒な構図にはならないだろうし…。
……ならない…よな…。………あり得るから怖いw

終わりに

レムだけれど、記憶が無くても、スバルを英雄視しそうな感じかな?
打ち解けるにはまだまだ掛かりそうだけれど、少し良い兆候が見えてきた気がします。

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