「シューダン!」が生き残りそうな3つの理由

この記事は

「ジャンプ」新連載「シューダン!」を読んだ。

読んだ。

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「集団」ね。
成程ですね。
これは結構新しい発想かもしれません。

この漫画がジャンプのサッカー漫画の鬼門に風穴をあけてくれそうではあります。
生き残るであろう僕が考える3つの理由を書いていきます。

1つ 集団

この漫画のコンセプトであるチームを主軸にするという点。
これはスポーツ漫画の短所を十分に補っています。

基本的にスポーツ漫画は個が主役です。
1人の個性的な選手の成長を描くのが主体。

下手な人が描くと、主人公と周辺数人ばかりに力を入れて、チームメイトなのにキャラクターの薄い子が出てきちゃいます。

「SLAM DUNK」はその辺マジで上手かった。
スタメンは勿論脇役に至るまで個性を持たせて、キャラを立たせていた。
今でも彼らの名前が簡単に思い出せるくらいです。

「ハイキュー!!」も同じです。
やはりスタメン全員がしっかりとキャラ立ちしている。

スポーツ漫画は、最低でもレギュラー全員を主人公と同等にキャラ立ちさせないと面白くありません。
個人競技ならまだしも団体競技ならば尚更です。
全員が主人公成り得るんですからね。

今回は、その点を見事に克服している。
チームの話という事は、全員を(少なくとも6年生全員)平等に見せ場を与えて、キャラ立ちさせてくるのでしょう。

既にあだ名で呼び合う仲です。
あだ名は、こちらもキャラを覚えやすくし、親しみやすくするメリットがあります。

既にロク、ソウシ、ヤマトはキャラが立ってましたので、これはナイスな観点だと思いました。

2つ 女の子が可愛い。

これ大事。
少年漫画で大事な要素。
バカにしちゃいけません。

紅一点の七瀬晶。
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ボブカットってところがナイスですね。
可愛いです。
サッカーやる時は短いポニテっぽく後ろできゅっと縛るのも可愛い。

小学6年生というと微妙な年頃です。
そろそろ男女で体格差が出始める位の時期。
まだまだ一緒に出来るけれど、そろそろ体格差から厳しくなるよねという微妙な時期。

「さよならフットボール」のような悩みを少しずつ彼女も持ち始めるのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
彼女にはちょっと注目して読んでいきたいですね。

3つ 他のマンガが…

言っちゃなんだけれど、他の打ち切り候補マンガが多くて…。
今作の方がずっと面白いから、早期打ち切りはその時点で無いだろうというなんとも言い難い理由が3つ目。

早期打ち切りは絶対無いと思う。
よっぽどのことがない限り。
ただ、人気もあまり出ないままダラダラと続くか、人気が出るかは、これから次第。
そこに他のマンガは関係ありませんからね。

きっちりと、チーム全員のキャラ立ちをしたうえで、対外試合を面白く描けていけば、スマッシュヒットも夢ではないと思います。
目指すは「ホイッスル!」以来のヒットですね。

終わりに

短い記事ですが、以上です。
僕は期待したいマンガでした。

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