「ONE PIECE」 第656話 今回登場する七武海は誰か?

ドラゴンにくっついていたサムライっぽい男の下半身

こんなの予想できるかい!(笑
前回の記事にて、ドラゴンが喋っていると素直に捉えていたのですが、喋っていたのはドラゴンの体にくっついていた男の下半身でした。
凄い展開ですよ、全くもうw
その下半身が仄めかす”七武海”の存在。
どうやら今のパンクハザード島には、”七武海”の誰かがいるようで。
今回は、その正体考察を中心に書いてみます。

尚、敵の正体に関しては、既存キャラに限定させて頂きます。
さて。とはいえ百名は超えるであろう既存キャラの中から一人を探すなど到底無理なお話です。
絞り込むには、何か考える上でのきっかけが必要なので、それを今回のお話の中から無理矢理探してみますと…。
一つだけ可能性があるのが、敵の能力に関してですかね。
サムライと思しき男の下半身。
これがその七武海の能力と仮定し、能力から正体を探って見る事とします。

現在判明している王下七武海メンバーから考える

先ずはおさらいしてみましょう。
頂上決戦終結後、七武海は以下4名となりました。

  1. ジュラキュール・ミホーク
  2. ドンキホーテ・ドフラミンゴ
  3. バーソロミュー・くま
  4. ボア・ハンコック

現在判明しているこの中に今回の敵がいるのでしょうか?
ミホーク、くまは有り得ませんよね。真っ先に除外していいと思います。
彼らに部下はいないでしょうから。
似たような理由からハンコックも除外ですね。
前回の緊急信号を送ってきた海賊?は、セリフから察するに男。
ハンコックの部下とは考えられません。

という事で、現在判明しているメンバーの中では唯一ドフラミンゴが怪しいという事になります。
能力に関しても、詳細は分かっていないんですよね。ドフラミンゴ。
wikipediaが分かりやすかったので、該当部分を引用させて頂きますと

他人の体の自由を奪って操る力を持ち、その際指をマリオネットを操るかのように動かすが、悪魔の実の能力かどうかは不明。
その他、触れることなく人体を切断したり、空中を高く浮遊するなどの能力も持つ。

何となく、人体を生きたまま切断して操る…なんて芸当も出来そうなんですよね。
そうなると、ドフラミンゴは「容疑者」から外す事は出来なさそうです。

元メンバーから考える

さて。では、元メンバーの犯行とするとどうか?
有り得ないと思われるかもですが、実はそんな事も無いのではと。
ドラゴンにくっついていた下半身の男がワノ国出身の場合、十分にあり得る事だと考えます。

前回、ブルックがこんな事を言っていました。
「「ワノ国」は余所者を受け付けない鎖国国家で……世界政府にも加盟していません」

普通ならば七武海から抜けた海賊の情報は世界を広く駆け巡り、瞬く間に浸透することでしょう。
逆にどの海賊が加入したかも広く民衆の知るところとなるはずで、つまりは、誰が七武海の現メンバーなのか間違える事は少ないという事です。
ですが、ワノ国のような環境に居れば、そんな情報がすぐに入って来なくても不思議では無いのかなって。
2年もの時間、情報の更新がされていなくても、そこまでおかしい事では無いと思うんですね。
つまり、元メンバーが七武海を抜けた事を知らずにいる可能性があるという事です。

てなわけで、元メンバーを挙げてみます。

  1. サー・クロコダイル
  2. ジンベエ
  3. マーシャル・D・ティーチ
  4. ゲッコー・モリア

1〜3は除外ですね。ここはイチイチ理由を挙げる必要も無いでしょう。
では、4。モリアはどうか。
彼はまだ生きている可能性が高いです。ドフラミンゴ(&くま)に殺されかけたものの逃げたようですから。
死んでもおかしくない深手を負わされたようですが、死体が確認されていない時点で、生きていると考えるのがこの漫画では筋だと思うからです。
前回の僕の考察記事からしても、モリアが犯人だと色々都合が宜しいです(笑)
が、それはあまりにも私情が入り過ぎなので、冷静に分析してみますと…。

能力から考えると、モリアのカゲカゲの能力かもしれません。
ルフィも「ゾンビ!⁉」と言っていたくらいですし。
でもカゲカゲの能力だとすると、主人であるモリア=”七武海”に刃向っている時点で、これも無いのかなと。
元メンバーには該当者が居なさそうです。

新メンバーから考える

第594話の五老星の会話の中に頂上決戦終結後に空いた3つの空席を埋める旨の発言がありました。
それから2年。残った空位は埋まったと考えるのが筋かと思います。
では誰が七武海に名を連ねる事となったのか。推測を試みてみます。
とはいえ、3名全員を推測するのは不可能ですし、意味がありません。
「新メンバーの中に、新章の敵がいる」という前提から、それに絞って考えていくこととなります。

○バラバラの実の能力
先ず思いついたのがこれですね。
はい。バギーです。
彼も自分の能力をより使いこなせるようになり、他人の体すらもバラバラに出来るようになったと考えれば、今回の敵だとしても不思議では無いのかなって。
頂上決戦終結後政府から謎の手紙を受け取っていて、その内容が七武海参画を促すものであったのならば。
敵としてはやや小物っぽい(失礼)ので、可能性としてはやや低いかな。

バラバラの能力では説明できない事もありますしね。
彼の能力でドラゴンの体にパーツをくっ付ける事は無理という事ですね。
バラバラの能力とは別の作用が働いている可能性もありますが、なんとなくそういう事は無さそうなので、やはり可能性は低いと考えます。

○磁石の能力
厳密な意味での磁石では無くて…。
物体を2つに引き離したり(切るという意味では無く)、任意のモノ同士をくっつけたりを自在に出来る能力があれば…。
この能力に最も近い能力を持つのが、作中ではユースタス・キッドですかね。
金属類を引き寄せてみたり、または反発させたりと、まるで磁石の能力を有しているかのような彼。
実は磁力を帯びないものにまで使えるのだとしたら?
引き離したサムライの下半身をドラゴンにくっ付けていたと考えられないかなと。
2年前の時点で懸賞金3億を超えていたキッド。超新星の中では七武海への参画の可能性が最も高いと思われます。

という事で、既存のキャラの中では、キッドが最も可能性は高いのかなと考えます。

既存キャラでは、ドフラミンゴかキッドが有力?

以上纏めてみますと、ドフラミンゴかキッドが有力なのかなと。
で、こう書いといてなんなのですが、僕はこの2人では無いのではとも思っています。

緊急信号を送ってきた男が自分の上司を「ボス」と呼んでいたからです。
キッドの部下はキッドを「頭」と呼んでいるので、この観点から考えるとキッドでは無いかなとも思いますし。
ドフラミンゴは「Mr.ドフラミンゴ」とか「あんた」とか呼ばせていて、統一性が無い為、可能性としてはまだあるのかな。
なんにせよ2人とも部下に「ボス」なんて呼ばれ方されていないんですよね。

過去にボスと呼ばれている海賊には記憶がありませんし、そうなると新キャラになるのかもですね。(猿山連合軍は有り得ないしw)
新たな七武海が新キャラ?
なんか違和感があるんですよw
七武海の空位には、既存の海賊の誰かが座っている気がしてならないんですよね。
今更ポッと出の海賊を七武海に据えるようなことを尾田先生がしそうにないというか。
ただ単に「七武海を名乗っている何でもない海賊」の可能性もありそうですよね。
サムライは世間を知らないという僕の妄想から、サムライがその嘘を信じているだけという可能性もありそうですし。
ただの僕の印象論なんですけれどね。

現状を整理してみる

結局「七武海」が誰なのか纏まらなかったですが、現状判明している軍勢を整理してみます。
結論から申しますと、下図のような相関であると考えています。

サンジらを襲撃した男達と緊急信号を送ってきた男ら。これらは別口だと思っています。
図にも書いたように、それぞれ自分達の上司の呼び方が違うからです。
前者は「マスター」で後者は「ボス」。
些細な事かもしれませんが、これ絶対に意図して分けていると思うんですよね。

ちなみに、「ボス」と「七武海」を一つのグループにしたのは、「サムライ」がいるからですね。
サムライが「涼しい」という言葉を発しているところをみるに、彼の上半身は涼しい場所に居るのでしょうね。
緊急信号を送ってきた男は、寒い場所でサムライに斬られたのですから、この下半身のサムライと緊急信号の男を斬ったサムライは同一人物だと推察したからです。
なんかややこしいですが、下半身のサムライと争っているのは七武海の一派だけと考えると、上図のようになるのかなって。

で。
今回のルフィ達の最大の敵って、「七武海」ではなく「マスター」の方なんじゃないかなって。
上にも書いたように、「七武海」が「自称七武海」くさいからですw

うん。なんだか記事がしっちゃかめっちゃかになってきましたので、ここらで終わります。


ぐだぐだ書いてきましたが今回最大の謎は、

顔が無いのにどっから声を出しているかなんですよね。

ギャグなんだろうか。

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